2011年04月
2011年04月22日
今学期の授業
気が付けば、博士課程も3年目に入ってしまいました。運良く、今年度と来年度は金銭的な面をあまり気にせずに研究に集中出来る環境が整ったので、一日一日を大切に地道に研究を進めて行こうと思います。
気軽につぶやけるツイッターが便利でついついそちらを使ってしまうので、このブログをどう活用していこうか迷っていますが、ひとまず授業関係の備忘録代わりに今年度も授業の話はここに書くことにします。
◇
東日本大震災の影響で授業開始が1週間強遅れたので、昨日ようやく全授業のガイダンスが終わりました。徐々に博士論文執筆に向けた作業も始めなければいけない時期ではありますが、色々と考えた結果、今期は以下の4つの授業を受講する予定です。
<火曜日>
2限:戦後日本政治史Ⅰ(学部)
休憩がてら学部のシラバスを眺めていたところ、オォっと思う講師の先生だったので初回の授業に行ってきました。
授業自体はオーソドックスなもので、レジュメが配布され、大体それに沿って淡々と講義が進むという感じですが、「内政と外交の連関」を重視し「日本の政治を取り巻く国際社会を意識して授業を進める」という辺りが、講師の先生らしく、なかなか楽しみです。
研究が進んでくると視野が狭くなりがちで、自分の研究を相対化する機会はなかなかありません。そこで、標準的な通史に改めて目を通したり、色々とやってみるのですが、やはり一番いいのは授業に出ることだと実感しました。学部生の時は当たり前のようにやっていたことですが、1時間半教室に座り自分の手でノートを取ると、頭の中がよく整理されます。初回は、「敗戦と統治機構の再編成」についての途中まで進みました。
研究が切羽詰まってきたら出られなくなると思いますが、この授業は、特に予習や準備が必要なわけでもないので、可能な限り聴講したいと思います。
<水曜日>
2限:国際政治論特殊研究
師匠の授業。昨年のこの授業は、David A. Welch, Justice and the Genesis of War, (Cambridge: Cambridge University Press, 1993) =博論ベースの研究書輪読でしたが、今年は、John Ravenhill, Global Political Economy, 3rd edition, (Oxford University Press, 2011) というIPEの教科書の輪読です。
「修士向けの授業だから取らなくてもいい」というようなことを言われましたが、師匠から国際政治経済学を大学院で学んだことは無かったので、いい機会だと思い、受講することにしました。パラパラと眺めた感じでは、学部の専門課程向けのオーソドックスな教科書です。特徴があるとすれば、理論よりも事象に重点を置いているところでしょうか。
<木曜日>
5限:プロジェクト科目Ⅰ(政治思想研究)
専門外にも関わらず、学部3年時に聴講し、修士課程入学以降はずっと受講し続けているプロジェクト科目(政治思想研究)は今学期も受講します。専門外の下っ端ということで、言いたい放題やってきたはずが、教室を見回すと同期が一人いるだけで、あとは全員後輩になっていました。う~む、参ったなという感じです。
予算が厳しくなっているらしく、今年度は学内の先生がゲストの中心になりそうだというのは、やや残念ではありますが、名前が挙がった方々がなかなか豪華メンバーだったので、今学期はこれまで同様に楽しめそうです。
<金曜日>
3限:アカデミック・ライティング(中上級)
今年度から講師の先生が変わったアカデミック・ライティング(中上級)を受講することにしました。4限に開講されているアカデミック・プレゼンテーションも出来れば取るようにと師匠からは言われていましたが、授業負担と博論執筆計画を考えて、ライティングのみにしました。来年度はプレゼンテーションも取ろうと思います。
まだ2回授業をやっただけなので、まだよく分かりませんが、課題が膨大というわけではなく、少ない課題に集中して取り組む形式の授業なのかなという気がします。英語の発信力は課題なので、1年間で少しでもレベル・アップすることを目指して頑張ろうと思います。
気軽につぶやけるツイッターが便利でついついそちらを使ってしまうので、このブログをどう活用していこうか迷っていますが、ひとまず授業関係の備忘録代わりに今年度も授業の話はここに書くことにします。
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東日本大震災の影響で授業開始が1週間強遅れたので、昨日ようやく全授業のガイダンスが終わりました。徐々に博士論文執筆に向けた作業も始めなければいけない時期ではありますが、色々と考えた結果、今期は以下の4つの授業を受講する予定です。
<火曜日>
2限:戦後日本政治史Ⅰ(学部)
休憩がてら学部のシラバスを眺めていたところ、オォっと思う講師の先生だったので初回の授業に行ってきました。
授業自体はオーソドックスなもので、レジュメが配布され、大体それに沿って淡々と講義が進むという感じですが、「内政と外交の連関」を重視し「日本の政治を取り巻く国際社会を意識して授業を進める」という辺りが、講師の先生らしく、なかなか楽しみです。
研究が進んでくると視野が狭くなりがちで、自分の研究を相対化する機会はなかなかありません。そこで、標準的な通史に改めて目を通したり、色々とやってみるのですが、やはり一番いいのは授業に出ることだと実感しました。学部生の時は当たり前のようにやっていたことですが、1時間半教室に座り自分の手でノートを取ると、頭の中がよく整理されます。初回は、「敗戦と統治機構の再編成」についての途中まで進みました。
研究が切羽詰まってきたら出られなくなると思いますが、この授業は、特に予習や準備が必要なわけでもないので、可能な限り聴講したいと思います。
<水曜日>
2限:国際政治論特殊研究
師匠の授業。昨年のこの授業は、David A. Welch, Justice and the Genesis of War, (Cambridge: Cambridge University Press, 1993) =博論ベースの研究書輪読でしたが、今年は、John Ravenhill, Global Political Economy, 3rd edition, (Oxford University Press, 2011) というIPEの教科書の輪読です。
「修士向けの授業だから取らなくてもいい」というようなことを言われましたが、師匠から国際政治経済学を大学院で学んだことは無かったので、いい機会だと思い、受講することにしました。パラパラと眺めた感じでは、学部の専門課程向けのオーソドックスな教科書です。特徴があるとすれば、理論よりも事象に重点を置いているところでしょうか。
<木曜日>
5限:プロジェクト科目Ⅰ(政治思想研究)
専門外にも関わらず、学部3年時に聴講し、修士課程入学以降はずっと受講し続けているプロジェクト科目(政治思想研究)は今学期も受講します。専門外の下っ端ということで、言いたい放題やってきたはずが、教室を見回すと同期が一人いるだけで、あとは全員後輩になっていました。う~む、参ったなという感じです。
予算が厳しくなっているらしく、今年度は学内の先生がゲストの中心になりそうだというのは、やや残念ではありますが、名前が挙がった方々がなかなか豪華メンバーだったので、今学期はこれまで同様に楽しめそうです。
<金曜日>
3限:アカデミック・ライティング(中上級)
今年度から講師の先生が変わったアカデミック・ライティング(中上級)を受講することにしました。4限に開講されているアカデミック・プレゼンテーションも出来れば取るようにと師匠からは言われていましたが、授業負担と博論執筆計画を考えて、ライティングのみにしました。来年度はプレゼンテーションも取ろうと思います。
まだ2回授業をやっただけなので、まだよく分かりませんが、課題が膨大というわけではなく、少ない課題に集中して取り組む形式の授業なのかなという気がします。英語の発信力は課題なので、1年間で少しでもレベル・アップすることを目指して頑張ろうと思います。