2007年09月

2007年09月03日

研究とは地図を作るようなもの。

調べれば調べるほど、分からないことが増える、分からないことが想像以上にあったことが分かる。

先行研究がたくさんあるところは、イメージとしてはたくさんの地図がある土地だ。資料に分け入れば途端に分かりにくくなるが、それでも地図が頼りになる。でも地図が正確だとは限らない。縮尺が正しくても、等高線が反映されていないかもしれないし、建物の様子までは分からないかもしれない。実際にその土地に行ってみなければ分からないことがたくさんある。

先行研究がほとんどないところは、地図がほとんどない土地だ。そんな分野を研究するのはワクワクするが大変である。自分の研究がどれほど妥当しているのか、客観的にはなかなかよく分からないし、実際に調べてみないとそれが面白いのかどうかも分からない。

人の営みは無限に近いもので、その全てを見ることなど出来ないし、ある資料で書くしかないわけだ。どこかで折り合いを付ける必要もあるし、語学力の問題で見れない資料もあるわけだ。そろそろ資料の読み込みには一段落付けて、文章化をしていかなければならない時期に差し掛かってきた。断片的な文章はかなりたまったので、それを切り貼りしつつ、論文としての問いや結論を再考する日々が始まる。

at 21:20|PermalinkComments(2)エッセイ風