2007年01月

2007年01月21日

1月21日。

今日大学で読もうと思っていた外交文書が、誰かによって借りられているという事実に突き当たり、現在レポートを軌道修正中です。イギリスの外交文書集(British Documents on Foreign Affairs)なのだが、1940年代後半の対アジアの巻をピンポイントで数冊借りられている。ほぼ間違いなく同じ授業を取っている人だろう。仕方がないので、家にある資料の範囲で書けることを書くことします。

この数日間の気分の関係もあり(別に凹んでいたわけではないです)、ここに書いていなかったことがいくつかあるので、まとめて書いておきたい。



とりあえず今日は先週で終わった授業の話。

水曜に終わったのが歴史政策論だ。これは他大学の授業で、HPに掲載されていたシラバスを読んで先生にメールを送って参加させていただいた授業だ。授業の目的に「オーラル・ヒストリーのアプローチによって、日本外交の政策決定過程を分析する」とあり、夏にオープン・スクールでオーラルを学んだ自分にはぴったりの授業だと思ったからだ。

結果的には、受講して本当に良かった。独学ではなく、授業で勉強をするということの意味を改めて確認した気がする。ただ受講させていただいただけでなく、先週の授業(=最後の授業)では自分で夏~秋にかけて作成したオーラルを用いた発表させていただいた。この発表の準備作業中に、色々と再発見させられた部分も大きい。ひとまず発表に用いたオーラルは「塩漬け」にする予定の研究なのだが、やっておいて意味があったと思うことが出来たのはこの授業があったからだろう。「塩漬け」にすることに対して、完全に自分で納得できたのも同じくこの授業があったからだ。

研究面での収穫は、資料としてのオーラル・ヒストリーの位置づけが何となく見えてきたということだろう。意外に思われるかも知れないが、オーラルは資料としての難易度が比較的高いように思う。オーラルはちゃんと資料として生かせるようになるには、他の資料や先行研究を徹底的に読むことが最低限求められる。んー、何というか色々な意味で「相対化」が難しい資料と言えばいいだろうか。これを「頭」ではなく「体」で実感できただけでも収穫だろう(意味が伝わりにくいかな~)。

プロジェクト科目については、気が向いたらそのうちに。

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2007年01月20日

1月20日。

あっという間に時間が過ぎていく今日この頃。

飲み会があったりすると、あっさりと半日くらい時間が過ぎてしまう。そんなわけで、今年のプロジェクト科目(政治思想研究)も終わり、レポートを一本仕上げ、またレポート用に調べ物をして、授業の課題文献を読んで、院生飲み会をやって三次会まで行って、またレポートをやって、息抜きに本を読んで、と気が付いたら土曜日の夜になっていた。活字にするとあっけないが、それなりに順調に毎日が進んでいるような気がする。

残念な話が一つ。バカンスが延期になってしまった。

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2007年01月18日

最近…。

このブログにレポートのネタ探し(?)でアクセスしてくる人が多い。

毎年のことだが、卒業や進級がかかるこの時期に、こういったアクセスは集中する。確か去年は、「吉田路線」「ねじれ」「新しい中世」が流行りだった気がする。で、今年の場合はどうかというと…、

「東アジア共同体」が流行っているようです。

「東アジア共同体」での検索も多いが、「APEC」や「アメリカの思惑」なんて単語も多い。その他にも、これ明らかにレポートだよなあ、というアクセスがとにかく多い。あ、「人道的介入」と「中東和平問題」に関するアクセスも結構あった。

確かにインターネット上にも色々と有用なデータはあるものだ。でも99%は意味の無いものだ。せっかく、政治学を学んでレポートを書くなら、インターネットの情報では無く、自分で文献を読んで短い時間でも知的に格闘した方がいいと思うんだけどな~。

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2007年01月17日

この数日間。

やや更新が滞りました。

オーラル関係の発表、授業のレポート数本、と『のだめカンタービレ』、などに追われていただけで、別に大したことがあったわけではないです。自分の研究がいいペースになってくると他の課題に追われる、そんな毎日です。これがあと二週間弱続くといったところだろうか。

昨日後輩に中庭で会った時、お互い「久しぶり」と挨拶をした。が、よく考えてみても会ってないのは一週間弱。…家族化している。二週間後にはこの「家族」と旅行に行ってくる予定。それまで、毎日精一杯頑張ろうと思います。

いくつかここに書いておきたいことがあるのだが、ちょっと疲れたのでまたの機会に書こうと思います(こう書くと、後で書く確率は大体50%)。

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2007年01月14日

ドラマの話。

昨日は、輩達に遭遇した後は大学でしばし調べ物と読書(…終末論について)をした。

その後は、渋谷へ移動し他大学の友人二人と久しぶりに飲む。某ディスカッション・イベントで大学二年の時に出会った友人だ。あれからもう丸三年以上経ったわけだ。

一人はともかく、もう一人は会うのはほぼ半年ぶりである。それまでも半年や一年に一回しか会っていないのだが、こうやって色々な話を出来るのは素晴らしい。進む道は違えど、こうやって一年に一回くらいは会ってゆっくり話をしたいものだ。

当面の進路は一人がビジネス、俺を含め二人が学問だ。んー、どう考えてもこちら側の方が変な話で盛り上がっているんだよなー。そういうものか、やっぱり。



今日も引き続き、来週の発表の準備や課題文献の読み込みを行った。レポートの提出が何本かあるし、実は結構やることが多いのかもしれない。

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そんな時に限ってドラマを見たりしてしまう。見たのは「華麗なる一族」(上の画像は原作本)、評判に違わぬ大作ドラマ。TBSが社運をかけていると噂されるのも分かるお金のかけ方だ。原作は高校の時に読んだのでしっかりとは覚えていないが、あの小説が完全映像化されたらすごいなあ、と純粋に期待している。一族の品の無さみたいなものが、よく見えてくるといいのだが…。

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2007年01月13日

…輩。

午前中から、家でパソコン画面と格闘をしつつ課題をこなしていたところ、2時過ぎに一通のメールが。

「今学校いたりする?」

就職して熊本在勤中の某友人(輩)からだった。ちょうど大学でやることもあったので、「今から行ってもいいよ」と返信した。すると、

「4時半からゼミのOB会なんだが、今○○といるのさ。よかったらご一緒しませんか?」

とメール。ここで気が付くべきだった、「ご一緒」の意味を。田町駅に着く直前に再びメールが。

「やまとやにいます。」

一瞬、考え込んで、まさかと思う。「やまとや」は「たけちゃん」と並んで俺達が愛用していた立飲み屋のことだ。「たちのみの?」と返信したところ、

「たちのみの。」

と当然のように帰ってくる。3時過ぎ、観念して店に入ると、開店間近ということもあり店内には客は一組だけ。つまり輩二人だけだ。「早くないかい?」と聞いたところ、

「一軒目だと思うなよ」

と言われる。彼らは昼食時にすでに一杯やっていたらしい。仕方が無い、大学には勉強をしに来たのだが、こうなったら俺も一杯やるしかない。だって俺も輩だし。

くだらない話(熊本のボンズの話とか)をしているうちに、時間が来てしまったので、店を出て大学へ向かう。まだ4時過ぎだが、三人とも出来上がった状態だ。俺は大学で勉強、彼らはゼミの先生の講演会があるらしい。

キャンパス間近の交差点付近で、「気配りの貴公子」と呼ばれている友人に遭遇した。彼も二人の輩と同じゼミなのだ。一瞬、こちらの酔っ払い加減に気付いたようだが、動じていない。輩が飲んでることなど想定内なんだろう。

ここで俺は別れたわけだが…その後、彼らのOB会はどうなったんだろう。

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2007年01月12日

1月12日。

時間が取れず、なかなかやるべきことが進まなかった一日だった。こんな日でも、ちゃんと地道に積み上げていくことが肝心だ。

自分で実施したオーラルを元にした発表が来週一つあるのでそれをやっていたのだが、やはり人の議論ではなく自分の議論をほぼゼロから作るという作業は本当に難しいものだ。これも昨日書いた話に少しつながるのかもしれない。

自分で議論を作るということを音楽に例えて言えば、「新しく曲を作る」ということだ。それまでは、他の人が作った曲を聴いたりアレンジしていたのだが、そうではなく新しく曲を作るということ。これが研究をするということだ。

しんどいなー。

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2007年01月11日

1月11日。

今日は三週間ぶりに院ゼミがあった。

年末の発表の「雪辱戦」の予定であったのだが、時間の関係もあり、今回は修士論文構想は行わなかった。というわけで、修士論文構想はまた今度先生に個人的に見ていただくことになるんだろう。

発表者は三人だったのだが、そのうち一人が普段からお世話になっている先輩だった。この先輩は、対象とする時代は若干異なるが、戦後日本外交を実証的に研究するという点で自分と同じであり、いつもお世話になっている。

発表は、博士論文に繋がる大きな枠組みを提示し、実証部分には既に公刊した二本の論文の成果が当てられ、その上で今後の研究課題を挙げる、という形式。しっかりとした実証研究に支えられている枠組みの説得力を改めて感じた(未刊行の研究発表ということで、具体的なことをここに書けないのが残念だ)。

色々と考える前に、大枠だけを決めてとにかく調べてみる、この姿勢が必要なんだろう。とにかく実証部分がしっかりしていなければ、と改めて強く思った。ここを、しっかりさせることが今の第一目標だ。



ゼミ後に先輩とキャンパスを歩いていると、前期の授業でもお世話になった先生に遭遇。前期にいただいた「耳年増」に続いて、さらに不名誉な「称号」を頂戴してしまった。具体的には書きません。

「口は災いの元」

気を付けたいと思います。

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2007年01月10日

目白詣。

ほぼ三週間ぶりの授業。といっても、今日は「福澤先生誕生日」なので、他大学の授業だ。

毎週水曜の目白通い(=目白詣?)も、あとは来週を残すばかりになってしまった。前期は六本木、後期は目白と他大学の授業があったのは、本当にいい刺激になった。やはり、たまに「外」の空気を吸わないと息が詰まる。来年度は修士論文執筆があるので、他大学の授業に出られるとしたら前期だけになりそうで残念だ。

事実上の最終回である今日のテーマは「日中平和友好条約」だ。匿名を含むインタビュー記録を大胆に用いたある研究書がテキストだったのだが、…読者にとっての検証可能性や資料の重要性ではなく、むしろテキストの研究史上の意義のようなことが議論になったので、あまりオーラル・ヒストリーとは関係のない授業になってしまった。

来週は自分が発表担当になっている。夏にやったオーラル・ヒストリーを用いて報告をするのだが、「塩漬け中」の研究なので、どれだけ有意義な発表が出来るかは分からない。が、ちゃんと夏休みの研究を振り返るいいチャンスなのでしっかりとやりたい。

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2007年01月09日

再び映画の話。

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去年から観たい観たいと言っていた「麦の穂をゆらす風」(公式HP)をようやく観た。ちょっと凄い映画を観てしまったな、というのが率直な印象。カンヌでパルムドールを獲ったというのも納得だ。

第一次世界大戦後の1920年、イギリスの植民地支配から逃れようとするアイルランドが映画の舞台である。この映画は、単なるヒューマニズムや植民地主義批判というだけではなく、より深くこのアイルランド独立闘争を描いている。

良質で作りこまれた映画は、その迫力や心に訴える力が本当に強いものだ。この映画の印象が頭に残って離れない一日だった。

…ただ、朝10時から観る映画ではない。

at 21:30|PermalinkComments(0)映画の話