2006年07月

2006年07月31日

7月も終わり。

1ヶ月が経つのが本当に早い。今日で7月も終わり、明日からは8月。夏本番。

月が変わろうと何だろうと図書館へ通う毎日。これだけ通っていても、書庫を廻っていれば色々と発見はあるもの。旧図書館で思いがけない本を見つけたり、マイクロフィルム化されている資料を見つけたり、はたまた先輩の修士論文を見つけたり…。

今日も1つ成果あり。

個人情報保護が叫ばれる昨今だが、まだ世の中には『人事興信録』というものがある。これがまたなかなかすごい。略歴及び連絡先、果ては家族構成まで、政治家や企業の社長といった人の個人情報が満載されているのだ。

何か悪いことに使いそうな言い方だが、そういうことではない。インタビューのアポを取るために連絡先(電話番号)を調べているのだ。俺の場合は元政治家に聞きに行くつもりなので、聞きたい人の連絡先は今日調べて大体分かった。政治家や政治家OBの場合はほぼこの1冊で調べることが可能。ちなみに、外務官僚OBに聞きに行く場合は、霞ヶ関会という外務官僚のOB組織に問い合わせることが出来るらしい。

Eメール時代の今は、逆にこういった昔ながらの調査に対する感性が鈍ってしまうものだ。

しかし、個人情報保護の問題はこの場合どうやって処理してるんだろうか。一応本人に確認の上で載せてるのかな~。もしそうだとしたら、ものすごい手間だ。

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2006年07月30日

祝、梅雨明け。

ようやく梅雨が明けたらしい。

多分夏ばてがひどくなるだけだが、それでも気分は明るくなる。天気が良くなったので、今度は屋外のプールに行こうかな。

全く文脈の無い話だが、K-1でボビーの入場テーマがハイロウズの日曜日よりの使者♪だった。ふとテレビからハイロウズが流れてくると、身体が反応してしまう。

オーラルヒストリー夏の学校(4日目)

前半の講義は「作品化の技術」について。インタビューを元にしてどのように作品(記事なりオーラルヒストリーなり)を作っていくかということがテーマだ。それだけではなく、前提としてインタビュー方法論などについても講義があり非常に良かった。

インタビューを作品化するといってもそのやり方は様々だ。「Q&A」「モノローグ」「地の文あり」「地の文のみ」などなど。それぞれ良い点もあれば悪い点もある。その辺りを実際の作品を使いつつ解説があるので分かりやすい。

今日の講義は学術目的のオーラルヒストリーというよりは、ジャーナリスト養成に近いものだが、参考になるものが多い有意義なものだった。

後半は各参加者のオーラルヒストリーの企画書検討会。とりあえず俺の企画に関しては今考えている方向で進めていくことで大丈夫そうだ。とにかく、動くのみ。

それにしても毎回のことながら面倒見のいいセミナーだ。今回も企画書・作品などを事前に提出、それを先生が目を通してきてくれた上での講義や検討会だった。この機会をしっかり生かしたい。



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2006年07月29日

どうなるんだろう。

今日は博士課程1年の先輩&その同期で社会に出た方達と飲みに行った。久しぶりにゼミの先輩とも話すことが出来た。

自分は2年後には何をやっているのだろうか。

なるようにはなると思うんだけど…、悩みどころなのは間違いない。だってねー、ここで進学するかしないかは本当に一生を左右してしまうわけだから。

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2006年07月28日

音楽音楽。

TSUTAYAがキャンペーンをやっていたのでCDを10枚ほど借りる。そのうち7枚がクラムボン関係。最近、クラムボンをよく聴きます。何か最近また一段と音楽の趣味が偏ってきたような。クラムボンとかSUPER BUTTER DOGとかサニーデイとか空気公団とか、この辺は高校の時は全く手を出さなかったんだけどなあ。人の趣味なんてころころ変わるものなのかもしれない。もっとも昔から好きなのは変わらず好きだ。

そんなわけで相変わらず邦楽ブームは継続中。

こんなことを言っていても、夏が終わる頃には変わっているかもしれない。とにかくライブに行きたい、フェスに行きたい。そう、今日からフジロックだ。行きたい行きたいと思いながら結局行けずに大学院生になってしまった。年々チケットが取りにくくなっているらしい。ふーむ、いつ行けるのだろうか。この辺りはタイミングとしか言いようがない。

ま、いい方もタイミングだったりする。真心のライブを見ることなく解散して呆然としたのが大学1年だったが、大学4年の時には復活し偶然フェスで観ることが出来た。そんなこともあるわけだ。

んー、でも今年行けそうなのは10月の朝霧JAMくらいだろうか。友人まかせだが、これには行きたいな~。

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2006年07月27日

早いな~。

梅雨が明けていないのに夏ばて、これが結構つらい。そんなわけで最近睡眠時間が不規則気味だ。うわ~、虚弱体質っぽい。でも基本は健康体。今日は午前中プールに行き、午後は昨日借りてきた&コピーしてきた資料を読み込み。夕方からは、前期分のプリントの整理なども兼ねて掃除。そんなことをしているうちに一日終了。早いよ、早すぎるよ、一日。

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2006年07月26日

時間がどんどん流れていく。

今日は、資料を探しに、そして三田には無い雑誌のコピーに日吉へ。日吉の図書館は、なぜか政治家の回顧録や政治評論家の本が三田より充実している。また、三田だと借りられている本も結構書庫にあるので助かる。普段は取り寄せているのだが、今日はちょっと量が多くなりそうだったので久しぶりに行くことにしたのだ。

が、雰囲気があまりに違い呆然としてしまう。というのは言いすぎかもしれないが、アウェー感は否めないところだ。

この前に日吉に来たのは、卒業論文集を印刷した時なので春休み中だった。試験中で人が溢れている日吉は強烈に若い、若いよ! 2年ちょっと前には自分もいたはずの空間なのに、あの違和感。この調子で行くと「最近のマスターは若いな」なんて言い出す日も近いのかもしれない。

といわけで、日吉在住で近々留学予定の友人を呼び出し傷を嘗めあうことに。よく日吉に住んでいられるな、とも思うのだが、普段もわざわざ三田に来ているということは、やっぱりつらいということなんだろうなー。3時間ばかしくだらない話をして別れたのだが、友人もあとちょっとしたら海外修行へ旅立っていくわけだ。いまいち実感は無いが、こうやって当たり前のように会うことも1年くらいは無いということなんだろう。ふ~む。この調子だと1年なんてあっという間に過ぎてしまうんだろうけど。とにかく友人には向こうで頑張ってきて欲しい。

日々の変化はゆっくりゆっくり過ぎてなかなか分からないもので、時に大きな変化がやってくる、そうやってぼんやり流れているのが日常なんだろう。

そして、ぼんやりしすぎて今日が弟の誕生日ということを夕方まで忘れていたた、というダメ兄貴。弟が21になったということにも時間の流れを感じてしまう。

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2006年07月25日

レポート終了。

地域研究論特殊研究?のレポートを期限ギリギリに提出。ちなみに、もう一つ残っていた国際政治論特殊研究のレポートは昨日提出済、ということで前期の課題は全て終了。まだGRIPSの授業が1コマ残っているが、そっちはもぐらせて貰っているだけなので、ひとまずこれでM1の前期は終了。

ちなみに地域研究論特殊研究?のレポートでは、日中関係の基本構図と1980年代の意味について自分の考えを書き、国際政治論特殊研究のレポートでは通史とその他の国際関係研究との関係について若干の考察を行った。こうやって、ざっくりまとめると何を書いているのかよく分からないような気がしてくるが、要は授業の時に発表したことや発言したことを再構成しただけ。もっと時間をかけてちゃんとした形にしておきたい。



何となく『たそがれゆく日米同盟』からの流れで読んでしまったので↓

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手嶋龍一『外交敗戦』(新潮文庫)
 長く絶版になっていた名著『1991年 日本の敗北』の再刊。本書の副題は「130億ドルは砂に消えた」、これと旧題から想像できるとおり、本書のテーマは「湾岸戦争と日本」である。湾岸戦争に直面した日本が130億ドルもの資金援助をしたにも関わらず、クウェートの感謝広告に名前が載らず、外交的に「敗北」したことをは周知のとおりである。1990年代の日本政治を見ていると、外交当局者や政治家にとっての「湾岸のトラウマ」は1つのキーワードであるのではないか、と感じてしまう。その「日本の敗北」について、現時点で最も深く追求しているのが本書である。
 著者は様々な関係資料や日米双方の関係者へのインタビューを駆使して、「湾岸戦争と日本」というテーマに迫っていく。本書が単行本として出版されたのは1993年である。湾岸危機の勃発からわず3年ほどで出版されたとは思えないほどに、本書は極めて深く「湾岸戦争と日本」というテーマに切り込んでいる。これを可能にしたのは筆者の徹底した取材力だろう。そのインタビューや調査は日米両政権の中枢にまで食い込んでいるだけでなく、イランやシリアなどの在外公館関係者など一見周辺的とさえ言えるところまで取材対象をしっかりと広げ、その成果は見事に本書に生かされている。
 本書が優れているのは何より、そのテーマである日本の「敗北」見事にを描き出している点であろう。「敗北」は官邸が強い指導力を発揮できない中での「外務省・大蔵省の二元外交」によってもたらされた点がが大きいと本書は指摘している。仮にこの二元外交が無かったとしても、冷戦という特殊な時代環境の中で実質的に安全保障に関わることなく40年以上生きてきた日本が効果的な外交を出来たかは疑わしい。しかし、その「敗北」を決定的にした一因として二元外交があるという筆者の主張は明快であり、非常に説得的である。同時に本書が優れている点は日本の「敗北」を描くだけで終わっていない点である。本書は日本外交の様々な側面に光を当てている。それは先に述べた関係各所への徹底したインタビューによるところが大きい。例えば、シリアやイラクにおける日本のインテリジェンスが果たした役割は「敗北」ではない、日本外交の一つの側面である。
 もしかすると外交文書が公開されその全てを研究者が利用できたとしても、本書のある部分を越えることは不可能かもしれない。本書は、二元外交の結果として重要であるはずの「公電」がその意味を果たさなかった点、雨後の筍のように数だけは多かったタスクフォースの存在と役割にも踏み込んで分析している。これらの点は外交文書からはなかなか分からない側面である。何より、大蔵省と外務省の対立が大きな意味を持ったとしたら、この戦いは資料としては非常に残りにくいものであるからだ。
 同著者の『たそがれゆく日米同盟』と併せて、冷戦終結前後の日米関係に関する必読文献として強く推薦したい。

at 23:48|PermalinkComments(0)本の話 

2006年07月24日

歳を感じつつ無理をする。

土曜日のプールの疲労が本格的な筋肉痛に変わりつつある。土曜から痛かったので、別に時間差があるということでも無いんだけど、何となく歳を感じる瞬間。と言いながらも多分またすぐプールには行ってしまうんだろうけど。

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何を無理したかって、そりゃ「ハチミツとクローバー」を観てきたことです。海賊のお話との二択を提示されたので、こっちを選択。が、漫画をちょっとは読んだことあるし、アニメもちらっとは観てるので別に気乗り薄というわけではない。むしろ今年の夏の締めくくりは「ラフ」という感じなので、青春モノ・恋愛モノはちょうどいいとすら言える。

それにしても何か、「ラフ」とか「レガッタ」とかもこみちに追いかけられているような…おいおい。

最近、どこまで本気でどこまでウソなのかよく分からなくなってきた。

そんな冗談はともかく、映画はなかなかの出来でした。原作の設定や押さえるところは押さえて、ストーリーはちゃんと2時間に合うように脚本を書く。この基本がしっかり出来ている作品は観てて面白い。でも、原作のマンガが大好きという人は違う反応するかも。

20くらいの関めぐみと30過ぎの加瀬亮が1歳違いという設定はどうだろうな~、と観る前は思ったんだけど、観てみるとそれほどの違和感もなし。蒼井優は本当にぴったり役にはまっているし、なかなかいい青春映画でした。

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2006年07月23日

奥が深いですな。

オーラルヒストリー夏の学校(3回目)

今日は「テープ起こし」がテーマ。前半はプロのテープ起こし者から「記録の仕方」と題して、テープ起こしをより広い文脈に入れた時にどのような意味を持つのかといったことを講義していただく。速記とテープ起こしの違いなどは興味深い問題。一口にテープ起こしといっても、なかなか奥が深いものだ。

それをより感じたのが後半。

後半は、先週の模擬インタビューのテープ起こしを利用した実習。これに加えて事前に提出しておいた受講生のテープ起こしも参照した。プロの技術の凄さを感じた、と同時にその違いにも驚いた。プロ同士でも実際に相談をせずに起こしてみると、それぞれでかなり違うのだ。イメージとしては同じ楽譜でも演奏者によって実際の演奏は大きく異なる、というのと似ているのだろう。

う~ん、奥が深い。

とはいえ、ここにはまりすぎてもいけないんだろう。人によって起こし方が違うといっても、あくまで目的次第だからだ。俺の場合は、学術目的のオーラルヒストリーという目的がある。この場合に重要なのは、事実の確定であるとか、決定の背景や時代の空気を探るといったことである。その目的に沿ってテープ起こしをやればいいわけで、そこまで細かくこだわり過ぎると本末転倒になってしまう。

実は、テープ起こしがつまるところ目的によってやり方が変わる、ということも前半の講義で先生が言っていたこと。本当に面倒見のいいセミナーです。

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2006年07月22日

長期休暇の雰囲気。

昨日のショックを引きずりつつ大学へ。多分まだ学部の試験は終わっていないと思うのだが、土曜日ということでほぼ休みの大学状態。図書館も静かだし、極めて快適。

この大学の雰囲気、比較的自由に時間が使える感覚、この辺が何となく長期休暇っぽくていい。

長期休暇恒例ということで、今日は午前中にプールに行ってきた。ほぼ半年ぶりということもあり、とにかく疲れました。調子に乗って少し泳ぎすぎてしまった。水泳は全身運動だからオーバーワークは全身に響いてくる。う~ん、身体に嘘はつけない。

が、この疲労は心地良いもの。あー、海行きたいなあ。

今日読んだノンフィクション↓、再刊を機に再読。

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手嶋龍一『たそがれゆく日米同盟』(新潮文庫)
 絶版になっていた『ニッポンFSXを撃て』(新潮文庫)の再刊。著者は元NHKのワシントン支局長であり、現在はフリーのジャーナリストである。率直に言って、得られる情報が減った現在の著者の発言は信頼が置けないものもある。しかし、本書や『外交敗戦』(『1991年 日本の敗北』の再刊)などNHK時代に執筆された本は非常に質が高く、そして面白い。
 本書が取り上げているFSX(次期支援戦闘機)問題は、いわゆる「防衛摩擦」の象徴的なものの1つである。日本の防衛関係者にとってFSXの自主開発は悲願であった。FSX問題には2つの局面がある。第1の局面は、FSXを何としても「日の丸戦闘機」でと願う日本と、日本の独自開発を認めたくないアメリカとの交渉である。結局ここでは「日の丸戦闘機」は認められず、日米共同開発という形になった。そして第2の局面は、この共同開発という合意を巡るアメリカ国内の議論である。ここでは日米貿易摩擦などの問題も絡み、議会や行政府を巻き込んだ大激論が交わされることになった。この2つの局面に、本書はインタビューを駆使して深く切り込んでいく。この辺りの仕事はジャーナリストならでは。外交文書が公開されていない時代の研究にインタビューは不可欠だが、公式な会談のみならず非公式ルートにまでインタビューを行うことは学者にとってはまず無理な仕事だ。
 本書が興味深い点は大きく2つある。1つは、その内容の面白さである。冷戦が終わろうとするまさにその時に、アメリカ議会が日本を「敵」として見ていた側面を本書は見事に描き出している。FSX問題を通してより広い日米関係が見えてくる。この点は本書を一読して貰えれば納得してもらえるだろう。もう1つは「たそがれゆく日米同盟」という認識である。本書が単行本として出版されたのは1991年である。我々は、冷戦後、1996年の日米安保共同宣言に結実する日米安保再定義などを経て、日米関係が強化された歴史を知っている。しかし確かな同時代認識として「たそがれゆく日米同盟」があったということは強く認識されるべきことだろう。安保や防衛に引きつけて日米関係の歴史を論じる際には、「西側の一員」としての1980年代、湾岸戦争、日米安保再定義、と論じてしまいがちである。しかし、1980年代後半には防衛問題でも日米は強い緊張関係にあったのである。この点は重要であろう。
 著者の『外交敗戦』と併せて、冷戦終結前後の日米関係に関する必読文献として推薦したい。

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