2006年02月
2006年02月26日
いよいよ海外逃亡。
明日から四日間、台湾へ行ってきます。
国際政治の勉強をしていながら、今回が初海外。最近はようやく海外に興味が出てきたのでうれしいのだが、これで「初海外が長期の留学」という時代錯誤なことが出来なくなってしまった。そう考えるとちょっと残念な面もあるかな~。この春休みは、3月に香港&パリへも行ってくる。あー、何かどんどん自分が普通の人になっていく感覚。
◇
今日は愛すべき後輩に貢物を献呈。といっても21歳の女子大生にあげる物ではない。「酒飲み」にあげるべき「かつおの塩辛」。相当の珍味好き、酒好きでないと口に合わないと思うので、ある意味これは挑戦状だ。「入院」間近になりお土産まで常人からは外れてきている。
その後、大崎の友人宅へ行き、卒業論文集の仕分け&卒論発表会の打ち合わせ。こうやって、徐々にゼミ生活も終わっていくんだな~。
◇
この春休み、実はそれなりに本を読んでいるのだが書評を全然書いていない。なぜなら、勉強のつもりでやっていないから。今は畑で作物を育てる時期ではなく、肥やしを作る時期、ということだ。そんなわけで勉強モードを切ってしまったこともあり、友人に送ってもらった卒論などにもしっかりと目が通せていない。次回の旅行に行く前には必ず、必ずコメントします。
先週も紹介した本の書評が毎日新聞にも出ていた↓。これは、ほんと読みたいな~。
・ドン・オーバードーファー『マイク・マンスフィールド』…「毎日新聞」
国際政治の勉強をしていながら、今回が初海外。最近はようやく海外に興味が出てきたのでうれしいのだが、これで「初海外が長期の留学」という時代錯誤なことが出来なくなってしまった。そう考えるとちょっと残念な面もあるかな~。この春休みは、3月に香港&パリへも行ってくる。あー、何かどんどん自分が普通の人になっていく感覚。
◇
今日は愛すべき後輩に貢物を献呈。といっても21歳の女子大生にあげる物ではない。「酒飲み」にあげるべき「かつおの塩辛」。相当の珍味好き、酒好きでないと口に合わないと思うので、ある意味これは挑戦状だ。「入院」間近になりお土産まで常人からは外れてきている。
その後、大崎の友人宅へ行き、卒業論文集の仕分け&卒論発表会の打ち合わせ。こうやって、徐々にゼミ生活も終わっていくんだな~。
◇
この春休み、実はそれなりに本を読んでいるのだが書評を全然書いていない。なぜなら、勉強のつもりでやっていないから。今は畑で作物を育てる時期ではなく、肥やしを作る時期、ということだ。そんなわけで勉強モードを切ってしまったこともあり、友人に送ってもらった卒論などにもしっかりと目が通せていない。次回の旅行に行く前には必ず、必ずコメントします。
先週も紹介した本の書評が毎日新聞にも出ていた↓。これは、ほんと読みたいな~。
・ドン・オーバードーファー『マイク・マンスフィールド』…「毎日新聞」
2006年02月25日
2006年02月24日
2006年02月23日
時間が足りない。
明日(多分明後日も)印刷予定の、ゼミの卒業論文集に載せるために活動履歴を作成したり、みんなの論文をくっつけたりしていたり、家庭教師をしているうちに一日終了。時間を下さい。
ゼミの活動履歴を作っていると、あ~こんなこともやっていたんだな、とちょっと懐かしい気持ちに。2年間という時間はあっという間に過ぎたのだけれど、やっぱりそれなりの長さがあるものらしい。…でも、まだ感傷的になる年でもないあな。
そういえば、「THE有頂天ホテル」のエンドロールに「甲本ヒロト作詞作曲」という文字があったので調べたところ…劇中で香取慎吾が歌っている曲「天国生まれ」が甲本ヒロト作詞作曲らしい。ちょっとした驚きです。
ゼミの活動履歴を作っていると、あ~こんなこともやっていたんだな、とちょっと懐かしい気持ちに。2年間という時間はあっという間に過ぎたのだけれど、やっぱりそれなりの長さがあるものらしい。…でも、まだ感傷的になる年でもないあな。
そういえば、「THE有頂天ホテル」のエンドロールに「甲本ヒロト作詞作曲」という文字があったので調べたところ…劇中で香取慎吾が歌っている曲「天国生まれ」が甲本ヒロト作詞作曲らしい。ちょっとした驚きです。
2006年02月22日
映画三昧。
映画、それも最近邦画ばかり観ている。映画館はもちろん、小津や黒澤で観てないものが結構あるのでそれを観たり、最近の映画をDVDで見返したりしている。今日は映画館で「THE有頂天ホテル」を、家で「阿修羅のごとく」を観た。
三谷幸喜の脚本は、役者に対する「当て書き」らしい。つまり、脚本の中の全てのセリフや行動を誰が演じるかを想定して書いているということだ。さらに今回は、監督も務めているから、全ては三谷幸喜が想定どおりに作られた映画ということ。あ~、こう来るんだろうな、途中から分かってきてもついつい笑ってしまう面白さがあるのは、当て書き+自ら監督、ということもあるんだろう。
「阿修羅のごとく」は去年からはまっているんだけど、何回観ても面白い。やっぱり女って阿修羅だよなぁ。とはいえ、脚本を読んだり、ドラマ版もチェックしたりするようになると、映画版はやや駆け足の印象を受けてしまう。というわけで、ドラマ版をしっかり観ようと思う。
◇
いくつか書評紹介&書評を。買おうかどうか迷っていても、新聞書評を読んでついつい買ってしまうことが最近多い。今回はやたら数が多い。
・ドン・オーバードーファー『マイク・マンスフィールド』…「朝日新聞」「読売新聞」
・藤田覚『近世後期政治史と対外関係』…「朝日新聞」
・大河原信雄『オーラルヒストリー日米外交』…「読売新聞」
・マーティン・バナール『黒いアテナ』…「読売新聞」
・マーサ・ヌスバウム『女性と人間開発』…「読売新聞」
・岩下哲典『江戸の海外情報ネットワーク』…「読売新聞」
・亀山郁夫『大審問官スターリン』…「毎日新聞」
・立花隆『天皇と東大』…「毎日新聞」
・ジェレミー・リフキン『ヨーロピアン・ドリーム』…「毎日新聞」
・飯島洋一『建築と破壊』…「毎日新聞」
・島田俊彦『関東軍』(講談社学術文庫)
1960年代に中公新書から刊行された原本の再刊。刊行から40年経った現在においても、関東軍について最もバランスよく概観した基本書といえる。本書は、その名称どおりの狭義の関東軍ではなく広義の関東軍を扱っている。関東軍の前身である関東都督府時代までさかのぼることにより、「北向きの軍隊」としての関東軍の性格を見事に描き出している。関東軍を描くことは、すなわち戦前の日本の対大陸政策を描くことである。この点は現在の自衛隊を描くこととは本質的に異なる。言うまでもなく戦前の日本において、軍隊は政治的にも重要な勢力であった。その中で関東軍は、陸軍中央の統制からも離れようとしていく。このような関東軍の性格はどのようにもたらされたのか、これが本書のテーマである。坂野潤治の近著『近代日本政治史』(岩波書店)と併せて読むと、より本書の内容の理解が進むだろう。併せてお薦めしたい。
三谷幸喜の脚本は、役者に対する「当て書き」らしい。つまり、脚本の中の全てのセリフや行動を誰が演じるかを想定して書いているということだ。さらに今回は、監督も務めているから、全ては三谷幸喜が想定どおりに作られた映画ということ。あ~、こう来るんだろうな、途中から分かってきてもついつい笑ってしまう面白さがあるのは、当て書き+自ら監督、ということもあるんだろう。
「阿修羅のごとく」は去年からはまっているんだけど、何回観ても面白い。やっぱり女って阿修羅だよなぁ。とはいえ、脚本を読んだり、ドラマ版もチェックしたりするようになると、映画版はやや駆け足の印象を受けてしまう。というわけで、ドラマ版をしっかり観ようと思う。
◇
いくつか書評紹介&書評を。買おうかどうか迷っていても、新聞書評を読んでついつい買ってしまうことが最近多い。今回はやたら数が多い。
・ドン・オーバードーファー『マイク・マンスフィールド』…「朝日新聞」「読売新聞」
・藤田覚『近世後期政治史と対外関係』…「朝日新聞」
・大河原信雄『オーラルヒストリー日米外交』…「読売新聞」
・マーティン・バナール『黒いアテナ』…「読売新聞」
・マーサ・ヌスバウム『女性と人間開発』…「読売新聞」
・岩下哲典『江戸の海外情報ネットワーク』…「読売新聞」
・亀山郁夫『大審問官スターリン』…「毎日新聞」
・立花隆『天皇と東大』…「毎日新聞」
・ジェレミー・リフキン『ヨーロピアン・ドリーム』…「毎日新聞」
・飯島洋一『建築と破壊』…「毎日新聞」
・島田俊彦『関東軍』(講談社学術文庫)
1960年代に中公新書から刊行された原本の再刊。刊行から40年経った現在においても、関東軍について最もバランスよく概観した基本書といえる。本書は、その名称どおりの狭義の関東軍ではなく広義の関東軍を扱っている。関東軍の前身である関東都督府時代までさかのぼることにより、「北向きの軍隊」としての関東軍の性格を見事に描き出している。関東軍を描くことは、すなわち戦前の日本の対大陸政策を描くことである。この点は現在の自衛隊を描くこととは本質的に異なる。言うまでもなく戦前の日本において、軍隊は政治的にも重要な勢力であった。その中で関東軍は、陸軍中央の統制からも離れようとしていく。このような関東軍の性格はどのようにもたらされたのか、これが本書のテーマである。坂野潤治の近著『近代日本政治史』(岩波書店)と併せて読むと、より本書の内容の理解が進むだろう。併せてお薦めしたい。
2006年02月21日
花粉症。
そういえば、旅行で大きな土産を持って帰ってきてしまった。
花粉症。
高知の山中で杉が色づいているのを見て、そろそろ危ないな~、と思っていたのだが、案の定だ。静岡の祖父母の家でやられた。静岡の祖父母宅は270度くらい杉山に囲まれているという、恐ろしい場所にある。野焼きをしているかと思ったら花粉だった、という話はざらにある。で、まず目がやられてしまった。これから2ヶ月は、目の痒み、鼻水、頭痛と格闘しなければならない。
◇
久々に映画を観た、「GO」。何で観たのかといえば、それは小説『GO』を久しぶりに読んだから…安易だ。確かにこの映画の柴咲コウの雰囲気はなかなかいいと思う。この映画は映画館でも観てるんだけど、5年経って観ると、うまく言葉には出来ないが全然違う感想を持つ。それだけ、この5年間で自分が変わったということなのかな~。
映画そのものの感想としては、原作のリズム感が生かされているのはいいと思うが…、というところ。同様のテーマを扱っている「パッチギ!」と比べると、やっぱり軽い感じがしてしまう。…でもこれは、音楽の差という可能性もある。
花粉症。
高知の山中で杉が色づいているのを見て、そろそろ危ないな~、と思っていたのだが、案の定だ。静岡の祖父母の家でやられた。静岡の祖父母宅は270度くらい杉山に囲まれているという、恐ろしい場所にある。野焼きをしているかと思ったら花粉だった、という話はざらにある。で、まず目がやられてしまった。これから2ヶ月は、目の痒み、鼻水、頭痛と格闘しなければならない。
◇
久々に映画を観た、「GO」。何で観たのかといえば、それは小説『GO』を久しぶりに読んだから…安易だ。確かにこの映画の柴咲コウの雰囲気はなかなかいいと思う。この映画は映画館でも観てるんだけど、5年経って観ると、うまく言葉には出来ないが全然違う感想を持つ。それだけ、この5年間で自分が変わったということなのかな~。
映画そのものの感想としては、原作のリズム感が生かされているのはいいと思うが…、というところ。同様のテーマを扱っている「パッチギ!」と比べると、やっぱり軽い感じがしてしまう。…でもこれは、音楽の差という可能性もある。
2006年02月20日
今日は何だか。
友人や後輩がざわざわしているので何かと思えば、特殊研究でお世話になっている細谷先生が4月からゼミを持つらしい(詳細は先生のページでどーぞ)。助教授昇進おめでとうございます。
ある後輩もブログに書いていたが「今の2年生がうらやましい」というのが第一の感想。が、ここで4月からのことを考えると、またちょっと違ってくる。慶應の法学部のシステムだと助教授になると、大学院の修士課程で授業を持てるようになる。ということは、4月から院の特殊研究の授業を受けられるということだ。以前、大学院で授業を持ったらFRUSを読む授業をするかも、と言っていたので期待大だ。…となると、俺は学部の3・4年、修士課程の1・2年と4年間特殊研究に出続けることになる。おっかけすぎかな~。
◇
今日はバイトをして、友人と会い旅行の思い出話(といっても馬鹿話)に花を咲かせ、次の旅行の代金払い込みなどをしているうちに、もう夜に。これで本を読んで一日終了。
春休み企画のローマ史は、時系列に沿ってて読みやすいという理由で塩野七生の『ローマ人の物語』を読んでいる。これをある程度読み進めてから次に何を読むか考えたいところ。
ローマ史以外にも本は結構読んでいるのだが、イマイチ書評を書く気が起きない。小説ばかり読んでいるからだろうか。四国旅行で道後温泉に行き、帰路両親の実家である静岡に寄り『坊っちゃん』を購入、帰りの電車で読む、というかなり安易なこともやってみた。ちなみに、『坊っちゃん』は大学を卒業する年頃になって読んだ方が面白いと思う。プラス竹内洋などの本で当時の教育制度などを知っているとなお面白い。
ま、書評は気が向いたらということで。
ある後輩もブログに書いていたが「今の2年生がうらやましい」というのが第一の感想。が、ここで4月からのことを考えると、またちょっと違ってくる。慶應の法学部のシステムだと助教授になると、大学院の修士課程で授業を持てるようになる。ということは、4月から院の特殊研究の授業を受けられるということだ。以前、大学院で授業を持ったらFRUSを読む授業をするかも、と言っていたので期待大だ。…となると、俺は学部の3・4年、修士課程の1・2年と4年間特殊研究に出続けることになる。おっかけすぎかな~。
◇
今日はバイトをして、友人と会い旅行の思い出話(といっても馬鹿話)に花を咲かせ、次の旅行の代金払い込みなどをしているうちに、もう夜に。これで本を読んで一日終了。
春休み企画のローマ史は、時系列に沿ってて読みやすいという理由で塩野七生の『ローマ人の物語』を読んでいる。これをある程度読み進めてから次に何を読むか考えたいところ。
ローマ史以外にも本は結構読んでいるのだが、イマイチ書評を書く気が起きない。小説ばかり読んでいるからだろうか。四国旅行で道後温泉に行き、帰路両親の実家である静岡に寄り『坊っちゃん』を購入、帰りの電車で読む、というかなり安易なこともやってみた。ちなみに、『坊っちゃん』は大学を卒業する年頃になって読んだ方が面白いと思う。プラス竹内洋などの本で当時の教育制度などを知っているとなお面白い。
ま、書評は気が向いたらということで。
2006年02月18日
帰京しました。
旅行&帰省から戻ってきました。
いやいや、前半の旅行はなかなか壮絶でした。簡単なタイムテーブルは↓
11日 22時、多摩の友人宅へ集合
12日 5時、多摩を車で出発
11時、瀬戸大橋
13時、金毘羅山
16時、大歩危
19時、高知
13日 10時、桂浜
12時、オリックス二軍キャンプ
17時、松山(道後温泉)
22時、八幡浜
14日 3時、別府
6時、湯布院
9時、大宰府
11時、福岡
13時、下関
15日 1時、静岡
とまあ、こんな感じ。総移動距離は2500キロ。内2250キロを一人で運転した巨人に感謝。俺は静岡で降りたけど、その後東京まで帰った彼らはさらに壮絶だ。距離だけではなく、内容もすごかった。思い出話で、二晩は酒が呑める。ちなみに後半の静岡&焼津では、農作業&墓参り&友人宅でご馳走になる、などしてました。
色々と、書きたいこともあるけどとにかく疲れたので、今日はこれくらいで。
追記、焼津で本場の「かつおの塩辛」を買ってきました。欲しい人はご一報下さい。テレビ好きの貴族には機会を見つけて渡します。
いやいや、前半の旅行はなかなか壮絶でした。簡単なタイムテーブルは↓
11日 22時、多摩の友人宅へ集合
12日 5時、多摩を車で出発
11時、瀬戸大橋
13時、金毘羅山
16時、大歩危
19時、高知
13日 10時、桂浜
12時、オリックス二軍キャンプ
17時、松山(道後温泉)
22時、八幡浜
14日 3時、別府
6時、湯布院
9時、大宰府
11時、福岡
13時、下関
15日 1時、静岡
とまあ、こんな感じ。総移動距離は2500キロ。内2250キロを一人で運転した巨人に感謝。俺は静岡で降りたけど、その後東京まで帰った彼らはさらに壮絶だ。距離だけではなく、内容もすごかった。思い出話で、二晩は酒が呑める。ちなみに後半の静岡&焼津では、農作業&墓参り&友人宅でご馳走になる、などしてました。
色々と、書きたいこともあるけどとにかく疲れたので、今日はこれくらいで。
追記、焼津で本場の「かつおの塩辛」を買ってきました。欲しい人はご一報下さい。テレビ好きの貴族には機会を見つけて渡します。