2005年06月

2005年06月20日

再び旧ユーゴ。

月曜はサークル。今日はゼミでの発表を完全に再利用しての「コソボ紛争の検討」。発表内容については6月8日6月9日の記事を参照してくれ。

今日やって思ったんだけど、正直なところ地域紛争関係はやっていて気分のいいものではないし、わくわくするわけではない。やっぱり悲惨な歴史だし、根本的な解決していないからこそ、今も問題になるわけだから。ゼミの「地域紛争」プログラムは明後日から「アフリカ」が始まる。最後には井上ゼミとの合同ゼミがあるが、やっぱりまた暗鬱とした気持ちになるんだろーなー。

とはいえ、地域紛争が冷戦後の国際政治における最も重要な事象の1つであることも確か。だからこそゼミのプログラムとして先生が決めたわけだし。国際政治学を学んでいる以上、そして専門として学んでいる以上、地域紛争の問題を避けては通ることが出来ない課題である。これは日本外交を専門にしたところで同じだ。今回コソボ紛争について調べている中で感じたのは、日本外交における当事者意識の欠如だ。レジュメ(≒6月8日の記事)にも載せてあるが、コソボ紛争の最終局面において安保理の決議案はG8で決められた。つまり日本も当事者として参加しているのだ。しかし、外務省のHPなどによれば日本外交の政治面での協力および立場は以下のとおり

(イ)G8を通じての外交努力
(ロ)空爆に関する我が国の立場:「更なる犠牲者の増加という人道上の惨劇を防止するため、やむを得ず採られた措置であると理解」


外交努力の部分がいまいち分からない、というか何もやっていないんだろう。まぁ、コソボは日本からは遠く離れた地域のことであるからそれでいいのかもしれない。問題は国連の安保理常任理事国へ入ったら、このような「国際の平和と安定に関わる」問題についての討論へ日本は恒久的かつ常時参加するわけである。その時、日本はどのような対応を取るのだろうか。

なんてことを考えさせられた。俺は日本は常任理事国に入ることは、日本にとっても国際社会にとっても望ましいと考えている。であればこそ、このような問題はしっかり考えなければならない。

※参考までに、外務省のコソボ情勢HP

付け加えると、このような姿勢は外務省にとどまるものではない。学生同士の議論においても地域紛争の議論で「国際社会は~」という時に、日本は含まれているのだろうか。ほとんどの場合、含まれていないだろう。う~ん、なんでこうなってしまったのだろう。その辺の答えは戦後日本の歩みに隠されているはずだ。この問題については、「平和ボケ」といったいい加減なものではなく、ちゃんとした答えを出したい。

at 20:16|PermalinkComments(0)アウトプット(?) 

2005年06月19日

再び冷戦終結について考える。

バイトがあると半日潰れるのでなかなか時間を作るのが難しい。とりあえず読み終わった本があるので簡単に書評。

高坂正堯『現代の国際政治』(講談社学術文庫)
本書は(俺の先生の先生にあたる)高坂正堯による戦後国際政治の概説書である。概説書であるため、注や参考文献も付されていない。確か1年生の時にも読んでいるので再読なのだが、以前はす~っと読み飛ばしていたところが今回は気になったりして面白かった。目次は以下のとおり。

第1章 2つの異質の普遍主義
第2章 2分化された世界
第3章 自立性への試み
第4章 分水嶺の年―1971年
終章 リフレイン

本書では、冷戦をアメリカ(明るい普遍主義)・ソ連(懸念に満ちた普遍主義)という2つの普遍主義の対立として描いている。これはギャディスが”We now know”で2つの帝国の対立として冷戦を描いているのとほぼ重なる。このように戦後国際政治の根底に冷戦という秩序が存在することを確認した上で、自立性の動きが概観される。ここでは中ソ対立・風ランスの西側陣営内での自立の模索、アジア・アフリカ諸国の動きが取り上げられている。そしてこのような戦後秩序の分水嶺として1971年を扱い、終章で新冷戦&ゴルバチョフを取り上げて本書は終わっている。個々の記述には踏み込まないが、本書のもっとも優れている点は何よりもバランスの良さだろう。概説書にはバランスの良さが求められるので、その点では本書は非常にお薦めできる。
本書のポイントは1989年11月に発行ということだろう。著者のまえがきは1989年10月に執筆されているので、冷戦がまさに終わろうとしているその時に書かれている。ここで面白い点が1つあるので紹介したい。それは著者が冷戦の終結後の世界の見通しとして「二極体制の存続」を上げていることである。

やはり冷戦の終結は同時代に生きるものにとっては、二極体制における緊張緩和であったという点がここからはよく分かるだろう。それが湾岸戦争&ソ連の崩壊によって冷戦の終結は、ソ連の敗北、ということになってしまったのだ。

ふ~む、これをどう考えるかはすごい重要。今のところ卒論では冷戦終結期の東アジアを扱う予定。どのような時代認識をした上で、分析対象を絞っていけばいいのだろうか。以前にも書いたが、まだ現在は冷戦終結から15年ほどしか経っていない。つまり冷戦終結はまだ歴史になりきっていない。扱いは難しい、でも自分が歴史を作る感じがあってなかなかわくわくもする。さーて、どうしたものか。

at 22:34|PermalinkComments(0)本の話 

2005年06月18日

心機一転。

今日はサークル(国際政経研究会)の総会。

今週はひたすらマンガ読んでて何もしなかったな~。そろそろ体が知識を欲してきたので(ほんとに変態か、俺は)心機一転、勉強を再開する。といってもサークルの総会までなんだけど。語学はまぁやるとして…まずはゼミの卒論の準備として、冷戦の確認をしようと高坂正堯『現代の国際政治』を読み始める。読み終えたら、書評を書こうと思う。

サークルの総会は一応年2回やるのだが、前回は先生なし10人足らず、というものすごい寂しいことになっていた。が、今回は会長の萩原能久教授もいらっしゃり、しかも1・2年の新入会員も多数、飲み会は30人弱集まった。うちのサークルみたいながちがちの勉強サークルにこれだけ人が集まったというだけで感無量(まるで、おっさんな感想だ)。

会長の萩原先生の挨拶からスタートした総会。うちのサークルは先生が来てくれるというところが他のサークルと大きく違うところなんだけど、今日はそれだけではなく先生がひたすら話していた。自分がかつて所属していたサークルだからということもあるのかもしれないが、学生思いのかなり「いい先生」だった。こりゃ萩原ファン増えるだろうな~、といった感じ。

堅い話から柔らかい話まで色々と面白い話はあったのだが、ここに紹介しても仕方がないので、使える話を1つ。うちのサークルは普段勉強会をするだけじゃなく、三田祭で学術論文集を発行しよう!ということを売りにしているんだけど、それについて先生が言っていたことが、とても納得させられた。「自分が分かっていないということを分かるため論文を書く」ということだ。先生曰く論文については先生のHPの「失敗するために論文を書こう」というところに書いてあるとのこと。ふむふむ、読んでみると1年生よりも今の俺(というより卒論を前にした4年生)にこそぐっとくる話だ。論文書こうかな~とか思っている人はLinkを貼ってあるから是非読んで欲しい。

ま、こんな感じで今日はとても有意義な時間を過ごした。心機一転、明日からまた頑張ろうと思う。

at 23:29|PermalinkComments(2)日々の戯れ言 

2005年06月17日

ぐちぐち…。

この湿っぽい気候…ほんと、どうにかなってくれないだろうか、さっぱりやる気がおきない。

昨日なんか、午前中の授業が休講だったから、珍しく家でテレビを見ていると、ひたすら「貴乃花」。おいおい、今ヨーロッパはEU首脳会談で大変なんだぜ!少しくらい報道しようぜ! なんて明らかに国際政治狂いな愚痴をこぼしてみたり。不毛だ。

とりあえず、読みかけのマンガを読み終えて(…『じゃじゃ馬グルーミンUP!』全26巻、暇だな~)、何をやるか考えよう。当面の懸案事項は卒論の文献目録作成&現代アフリカ論のレポートだろうか。ふむ、明日から始めよう。

そういえば朝日新聞に横手慎二『日露戦争史』の書評が出ていた。ん~、読みやすいしわかりやすい書評だけどやっぱり文学畑の人の書評だなあ、という印象は否めない。政治学者による長めの書評が出ないかな~。

at 23:06|PermalinkComments(0)日々の戯れ言 

2005年06月16日

梅雨。

俺が最も嫌いな季節の1つ、梅雨がやってきて1週間ほど経った。最近やる気がなくなって五月病か? とか思ったんだけど、よく考えたら大きな原因の1つは梅雨だった。花粉みたいにダイレクトに効いてくるわけではないんだけど、心がじわじわ締め付けられる。あ、古傷の膝は痛むなー。あぁ、なんてつらいんだ。

今日は先生の海外出張のため、1限&2限が無かった。というわけで今日は4限&外国語学校だけ。だから朝まで漫画(「じゃじゃ馬、グルーミンUP!」)を読みふけり、昼まで寝ていた。ほんとは明日の特殊研究で使う文献(S・ストレンジ『国家の退場』&B・アイケングリーン『グローバル資本と国際通貨システム』)を読む予定だったのだが、結局手に入らず断念、発表者の友人&後輩には申し訳ないな。あー、何も生み出してないな~、「無用の用」という言葉を信じて気休めにしよう。ま、体が梅雨に慣れるまでは仕方がないだろう。

なんて陰鬱とした気持ちになっていたわけだけど、野茂200勝のニュースを聞き少し気分が良くなった。実は俺の部屋の時計は今でもドジャース時代の野茂、隠れファンなんです。このニュースについては、野茂と中田をこよなく愛する友人があつく語ってくれるだろう。

最後に一言、
梅雨前線が憎いです。

at 22:47|PermalinkComments(2)日々の戯れ言 

2005年06月15日

ゼミのない水曜日。

今日の午後から先生がカナダへ出張ということで、ゼミが休講。いつもと比べてあまりに暇な水曜日で、少し持て余してしまう。

ゼミは休講だったが、旅立つ前ということで2限の国際政治経済論?はあった。blogではほとんど取り上げたこと無いけど、この授業はけっこう好きだ。いきなり取り上げたところで意味が分からないだろう、ということで何をやる授業なのかを紹介したい。まずはシラバスをコピペ。

? 序説 政治と経済の相互作用
政治と経済の関係について、若干の予備的な考察をし、政治経済学を見る3つの代表的な視点を紹介する。

? 国際政治経済史の概説
国際政治経済学のやや理論的な考察に必要な歴史的な概括を行う。

? 国家目標としての経済
経済的な福祉を求める諸国の対外行動の相互作用に焦点をあてる。国際経済を組織するのに自由主義的な立場と重商主義的な立場の相克を、実例を交えながら概観する。

? 対外政策の手段としての経済
経済の外交政策の手段としての側面を検討する。


ということで、これを見れば分かるとおり、いわゆるアメリカ流のInternationalPoliticalEconomy(IPE)ではない。かなり歴史を重視しているし、何より経済学的な考察によって国際政治経済を説明しようとしないところが面白い。もちろん経済学の学説紹介も行うのだが、やはり、経済を対象に政治学的な考察を加える、というところに授業の力点が置かれているように感じる。

今日は「? 国家目標としての経済」の2回目だった。テーマは「自由主義の限界」(ちなみに前回は自由主義論の紹介)。自由主義の貿易論の限界を、国際公共財供給の問題といったお馴染みの説明をするだけではなく、相対利得論や国内政治との兼ね合いからも説明している点が面白い。あぁ、この授業はやっぱり経済学じゃなくて政治学だ、と感じる。

面白い、とても面白いんだけど、今まであまり勉強をしなかった分野だけに微妙に消化不良を感じる。先生の専門だし、やっぱしっかり勉強しないとなあ。

at 21:52|PermalinkComments(1)日々の戯れ言 

2005年06月14日

閑話休題。

最近、真面目に頭を使いすぎた。閑話休題。

◇めぞん一刻の話
昨日・一昨日と2日連続で朝4時半まで粘って読み切ったのが、この「めぞん一刻」。もう読むのは4回目だ。くらい作者は高橋留美子。「うる星やつら」「らんま1/2」「犬夜叉」と描くもの全てがヒットしている高橋留美子だけど、俺は断然「めぞん一刻」が好きだ。やっぱり青年誌(スピリッツ)に連載して多ということも関係してるのかな~。このマンガ、読み終わると「結婚」と「管理人さん」という言葉が甘美な響きを持って聞こえてくるから不思議だ。ラブコメということで結末は当然予想できるんだけど、そこへ行くまでの「プロセス」で読ませる、というところがこの漫画のすごい所だ。全てが惣一郎さんに行き着くからうまくまとまってるのかなー。多分、この漫画を読んでつまらないと感じる人はそういないと思うんだけど…愛に飢えてる人と童貞係数が高い人に特に薦めたい。

◇向田邦子の話
毎週火曜「私のこだわり人物伝」(NHK教育)が面白い。今月のナビゲーター(?)は爆笑問題の太田光、テーマは「向田邦子~女と男の情景」だ。第1回「浮気をされても腹は減る」、第2回「男は女にかなわない」、第3回「ダメな男をかわいがる」…と、各回の題名からして面白い。来週が第3回なんだけど…あらゆる面で男に勝る女がなぜダメな男を愛してしまうのか、がテーマだと。この題名からピンときたら、リンクを開くか、向田ドラマを観よう!「めぞん一刻」みたいなラブコメじゃ満足出来ない、なんてことを言っている人の度肝を抜いてくれること間違いなし。一昨年公開されていた「阿修羅のごとく」はキャストもいいしお薦め。

at 23:06|PermalinkComments(0)エッセイ風 

2005年06月13日

うむむむ。

どうやら今日で20日くらい連続で大学へ行っている。いっそのこと、大学で暮らしたい(病気)。

今日はサークル。「ヨーロッパ統合」勉強会の第2回、先週に続きヨーロッパ統合史の概観をした。時代は1968年~2004年。ドゴールがごねたりして統合の流れが止まっていた時代から、ドゴール退陣&ドイツ国内政治の動きがあって統合の流れが再加速したのが1968年。ということで今日扱った時代をトータルで見ると、いくつかの挫折はありながらも、統合は緩やかに進展していったといえる。

そんなヨーロッパ統合だが、最近フランス&オランダの国民投票で欧州憲法批准反対派が多数を占めたことなどからやや暗雲が立ち込めている。でも…今日扱った時代の経験からすると、10年くらい経ったら欧州憲法も実現してるんじゃないか、と思ってしまう。これは後輩が言ってたたんだけど、なんとなく納得してしまった。とはいえ、外交の現場は日々必死に頑張っているわけで、その努力あってこそのヨーロッパ統合だ。ふ~む、ただ積極的に調べたいという熱意はあまり湧かないな。

来週は、ゼミの資料を利用しつつ旧ユーゴ紛争(多分、コソボ)を扱う予定。どうヨーロッパ統合に引き付けることができるか少し悩みどころだ。

at 23:18|PermalinkComments(2)日々の戯れ言 

2005年06月12日

今週も…。

今週も日曜日に大学に行ってしまった。我ながら週7日大学っていうのはどうかと思う。猛烈サラリーマン状態。

5月の択一時には「死んだ魚の目」の持ち主がたくさんうろついていたが、日曜日の大学は色々な人たちがいる。今日もロースクールの適性試験や英検や色々な人たちがいたようだが、時間の関係から集団には遭遇せず。昼過ぎは中庭で快適に読書をすることが出来た。読書をしつつ、今日も昨日に続き卒論の文献目録作り。順調に山はどんどん高くなっていっている。

そんな文献探しの最中に宝の山(=ミネルヴァ書房創立55周年企画「ミネルヴァ日本評伝選」)を発見

※これが宝の山だと同意出来る人は、かなり危険なので早く治して下さい。じゃないと就職して一般社会に出ることが難しくなります。

興味がある人は上記のリンクから飛んでもらえば分かるんだけど、なかなか期待できる執筆者&わくわくさせる人物がチョイスされている。政治学関連でめぼしいものを刊行予定順に抜き出してみると…

・伊藤之雄『明治天皇』
・武田知己『重光葵』
・庄司俊作『和田博雄』
・川田稔『浜口雄幸』
・西田敏宏『幣原喜重郎』
・君塚直隆『林董』
・坂本一登『伊藤博文』
・井上寿一『広田弘毅』
・廣部泉『グルー』
・三谷太一郎『大久保利通』
・黒沢文貴『田中義一』
・蓑原俊洋『小村寿太郎』
・中西寛『吉田茂』
・北岡伸一『宇垣一成』
・山室信一『石原莞爾』
・御厨貴『昭和天皇』
・真渕勝『竹下登』

どれも多分出るのが大分先っぽいというのが問題だけど、題名&執筆者だけで惹かれる。若手から大御所クラスまで執筆陣も多彩だ。実は政治家以外にも惹かれるのがたくさんある、平賀源内とか(笑)。あぁ、また出費が。

at 23:36|PermalinkComments(3)日々の戯れ言 

2005年06月11日

山は高し。

今日はバイト終了後図書館へ向かい、卒論関係の文献を探した。

そんな中で見つけてこれまた面白く読んだのが、昨日に続き『外交フォーラム』の連載。

村田晃嗣「アメリカ知日派(ジャパン・ハンズ)の系譜」(『外交フォーラム』)
昨日紹介した「戦後経済外交の軌跡」と同じく全部で6回の連載で、これは2001年に連載されていたもの(つまり、まだ「朝生」進出前、笑)。内容は題名どおりで、主に戦後のアメリカにおける知日派を駐日大使&国務省の日本関連部署を中心に紹介している。紹介されているエピソードや、知日派たちを通して見える「戦後日本」というものも面白いのだが、何がよかったかといえば知日派についての文献が数多く紹介がされていること。筆者自身「日米関係に関心をもたれる学生の方々には、彼らの回顧録や伝記の気軽な文献ガイドとし楽しんでいただければとも思う」と書いているが、そのとおりに読みました。マイヤー、インガソル、ホジソン、マンスフィールド、アマコストといった面々はまさに俺が卒論もしくは修論で扱おうと思っているところだけに、非常に参考になった。読み物としても面白いので、日米関係に興味があるならば是非一読を。

駐日アメリカ大使を扱った本としては、池井優『駐日アメリカ大使』(文春新書)もあるが、こっちは新書&大使に絞っている、ので読み応えがあっていい。併せて薦めておきたい。

村田晃嗣といえば、今年の夏、村田晃嗣ゼミと国際学生シンポのメンバーと合同ゼミをするようなので、参加するかもしれない。

というわけで、紹介されていた伝記や回顧録のリストアップをしていったんだけど、これはなかなかにハードだ。まず日本語で読める範囲で、と思ってもあっさり20冊突破。これに英語文献を加えたら本当に悲惨だ。で、さらに日本側の外交官や政治家の回顧録、膨大な量の先行研究(本&論文)、さらに当時の雑誌、なんかをリストアップすると本だけで100冊を軽く突破してしまう。既読のものがけっこうあることだけが救いだけど…山は本当に高い。卒論は冷戦終結時の東アジアを扱おうと思っているから、日米関係だけでは当然足りない。サッチャーやゴルバチョフの回顧録&研究書は当然として、天安門事件をめぐる研究、冷戦終結そのものについての研究も読まなくてはならない。全部読めるわけは無いから、まずは優先順位をつけて読んでいく、そしてあとは必要箇所のみを読んでいく、飛ばし読みをしていく、などはするけど…繰り返しになるが本当に山は高い。修論では外交文書が公開されている時代を扱うつもりだから、上記に加えて日本&外国の外交文書も読む必要がある。

やっぱり研究って絶望的な試みだ。でも絶望的だけどものすごい面白そう、とも思う。挫折しないようにがんばりたいと思います。

at 18:45|PermalinkComments(0)本の話