2009年04月09日

知的変態の森へ。

修了式や入学式といった大学の行事、冷戦史の読書会、歓送迎会、論文の修正作業などなどをしているうちに、前回の更新から一週間以上が過ぎていました。

読書会は三月半ばにやる予定だったのですが、諸事情により延期されたものです。経済史家の議論にはなかなか手こずりましたが、発表者のまとめがとてもいいものだったのでそれなりに自分の中で消化できたような気がします。読書会の話はそのうちにいつもと同じく書評形式で書きたいと思います。

この数日は天気も良く、新たな気持ちで新年度をスタートすることが出来ました。問題は「花粉」です。例年は二月辺りからぎゃーぎゃー騒いでいるのですが、病院で出して貰った点鼻薬がかなり効いていたようで、今年はとても楽に過ごしていました。が、薬が切れた途端にまた同じように辛い日々が始まってしまいました。



最近読んだ本の話など色々と書きたいこともあるのですが、ひとまず今日は授業の話について簡単に書いておきます。

博士課程になると、指導教授の授業だけで済ませることも出来るのですが、今期はその他にもいくつか授業を取ることにしました。授業開始初日の昨日あったのが、師匠の特殊研究とプロジェクト科目I(安全保障研究)です。

昨年の師匠の授業では、James Mayall, World Politics: Progress and Its Limits, (Cambridge: Polity Press, 2000) を輪読しましたが、今年は「国際政治理論の基礎」と題したもう少し基礎的な授業を行うことになるようです。ちなみに、World Politics は先月勁草書房から『世界政治 進歩と限界』として翻訳が出版されました(↓左)。

efe1f5b6.jpg
e4296cde.jpg

テキストはJohn Baylis, Steve Smith, Patricia Owens (eds.), The Globalization of World Politics: an Introduction to International Relations, (New York: Oxford University Press, 2008)ということで(↑右)、授業の題名のとおり基礎を毎週やっていくことになります。個人的にはもう少し踏み込んだテキストを読みたい気もしますが、それは自分でやればいいので、淡々とこなしていきたいと思います。

プロジェクト科目I(安全保障研究)は、今年初めて取る授業です。政治思想のプロジェクト科目と同様にゲストの講師を呼んでくる授業なので、やる気次第で得られるものが大きく変わってきます。色々と他の授業との兼ね合いで迷うところもありましたが、授業の負担と時間割の関係からこの授業を取ることにしました。日本に関係する話がやや多いような気もしますが、自分の興味関心を広げるにはいい授業なのではないでしょうか。

ここまでは初回の授業が昨日あったものです。あとは、例年と同様に木曜日にある政治思想のプロジェクト科目(政治思想研究)を取り、それからアカデミック・ライティングとアカデミック・プレゼンテーションを取ることにしようと思います。毎週の課題をしっかりこなして、少しでも英語での発信能力を高めることが今年度の授業の目標です。

at 12:42│Comments(0)ゼミ&大学院授業 

コメントする

名前
URL
 
  絵文字