2009年03月17日

ようやく。

昨日で労働生活にひと区切りつき、ようやく研究生活に復帰出来ました。

といっても今週はいくつかこなさなければならない課題があるので、それをこなすことで大分時間が取られそうです。来週は意識して時間を空けてあるので、そこで遅ればせながら外交史料館通いをすることが出来そうです。

おカネの勉強にひと区切り付けた後の一ヶ月は働いてばかりいたような気がするのですが、記録を見返してみると案外色々な研究書を読んでいたようです。時間を見つけてここで少しずつ紹介していきたいと思います。



この数日は、仕事の合間に↓の読み込みを進めていたのですが、これが思った以上にしんどかったです。ヨーロッパ統合史の文脈では、必ず引かれるこの本ですが、果たしてこの細かい中身の部分をしっかり読んでいる人はどれだけいるのだろうか、と思わずにはいられません。

f755f007.jpg

全体の問題意識をまとめた第一章、分析の焦点となる国民国家像の変遷についてまとめた第二章はいいのですが、続く第三章が鬼門でした。戦間期から戦後初期におけるベルギーの石炭産業の歴史を事細かに論じたこの章は読み進めるのがとにかくきつかったです。が、読みとおしてみれば、それなりにスッと全体の議論にハマるような気はします。といっても、もう二度と読むことはないと思いますが…。

続く第四章は、冒頭の貿易理論や構造を論じている部分は面白いものの、その後はひたすら統計データの羅列なのでこれまら読み進めるのが大変でした。この辺りから、細かい話は斜め読みにしてしまおうと決断し、それからはスラスラと読み進めることが出来ました。その後に続く第五章の農業政策の話も大体同じような感じでしたが、自分がこういった細かい話にほとんど興味を持てないことを再確認しただけで終わってしまったような気がします。

第六章で議論がまとまりかけたかと思いきや、第七章でイギリスの話がまた事細かに出てくるのには辟易としましたが、この部分が第二版のポイントらしいので、何とか耐えてあと少し読み切ろうというのが今の状況です。

書評形式でまとめればそれなりにスッと入ってくる議論を展開しているような気はするのですが、読書会ではどういった議論になることやら…。

at 11:41│Comments(0)本の話 

コメントする

名前
URL
 
  絵文字