2008年10月12日

研究生活再開。

昨日、新たに開示された資料(外交文書)を一気に読んで、ようやく研究生活再開となりました。

ただし資料ばかり読んでいるのも考えものです。昨日読んだ資料の中でメインになるのは、一つのファイルを丸ごと公開して貰ったものなのですが、そのファイルに含まれる文書は一つの政策の約一ヶ月分だけです。ちょうど同じ時期の関連する文書も公開されたので、昨日と今日はひたすらこの一ヶ月を中心に資料の読み込みをしていました。

研究論文であってもさらっと数行書いてある程度のところについて、昨日と今日だけで500近くの文書を読んでいるとついつい細部にばかり目が行ってしまいます。といってもこの一ヶ月だけで論文が書けるわけもないので、結局論文を書く時には長くても1頁に収めなければいけません。ちょうど去年の今頃から読んだ資料を基に論文を書く作業を始めたのですが、この作業の辛さはいつまで経っても変わりそうになさそうです。

と、昨日の夜に色々と考えていたところ、NHKのBS-2で「日めくりタイムトラベル」という番組がちょうどやっていました。公式HPによれば、

 昭和が懐かしい! 昭和がかっこいい! 昭和が新しい! お待たせしました、NHK・BSが自信をもってお届けする「昭和モノ」の決定版!
 その名も『日めくりタイムトラベル』。昭和のとある1年に注目し、事件事故から珍奇な流行に至るまで完全網羅。その年の空気そのものを「日めくり形式」でパーフェクトに蘇らせます。

という番組で、たまにやっている時に家にいるとついつい見てしまいます。今回は「昭和49年(1974年)」で、ちょうど今研究で調べている年でもあるので、なかなか面白かったです。外交文書などの一次資料や研究書から見えてくる昭和49年は、当たり前かもしれないですが石油危機後の重苦しい雰囲気に包まれています。しかし、ここから少し離れて新聞を読むともう少し違った側面が見えてきます。年明けは狂乱物価よりも何よりも小野田少尉の話がどの新聞でもとにかく大きく取り扱われていたり…。

当然この番組でも小野田元少尉の話は時間を取って紹介されていましたが、この年は何と言ってもヒデキヒデキヒデキ。年を通してヒデキの話ばかり。ちなみに、ヒデキは別格としても、番組での扱いは小野田少尉や狂乱物価よりも日本中の小中学生を震撼させたという「口裂け女」の方が大きいです。

一次資料に基づいて着実に歴史を調べていくのも大切ですが、やはり「テレビ目線」のようなものも知らなければいけないのでしょう。ヒデキや小野田少尉、「口裂け女」だけでなく「超能力ブーム」や「長嶋茂雄引退」無くして昭和49年は語れません。

at 22:15│Comments(0)日々の戯れ言 

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