2008年07月15日

暑いですね。

有言実行が大切と思い久しぶりに家の周りを走ってみたところ、思いのほか気分がよかった。

家から山手通りに出て、そこを東大沿いにちょっと遠回りをしつつぐるっと周り、線路を越えてから今度はちょっと迂回して淡島通りに出てあとはひたすら家を目指す、というのがいつものパターン。約4.5キロあるのだが、途中で踏切が一か所ある以外は信号がないというのがこのコースのいいところだ。

久しぶりだったのでゆっくり走ったが、やはり運動してかく汗はいい。帰宅してシャワーを浴びて飲むビールは旨い。夏バテになると食欲が湧かないのだが、運動すると不思議と食欲が湧いてくる。



自分の勉強スタイルの悪い癖なのだが、授業の発表やレポートとなると全然集中力が続かなくなる。本や論文はいつもの通り一気に読むのだが、どうもギリギリにならないとパソコンに向かう気がしないのだ。

今学期は課題はそれほど多くなく、先週末の時点で残る課題はレポート×2と報告×1だけ。何とかひとつのレポートは終わらせたのだが、そこからがなかなか集中出来ない。課題のために文献を読んでいると、ついつい隣接する研究が気になってしまう。

そんなわけで昨日今日と無駄に図書館でコピーをしているような気がしてならない。バイトに追われた先週と違い、今週は金曜日にあるだけなのでそれがいけないのだろうか。別にサボっているわけではないのだが、無駄に色々なものを読んでいると生産性が落ちるような気がしてちょっと不安になる。



休憩をかねて読んだ本について。書評形式ではなく、ざっくばらんに思いついたことを簡単に。

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保阪正康、広瀬順晧『昭和史の一級史料を読む』(平凡社新書)

 新刊として五月に書店で並んでいた時は手に取らなかったのだが、後輩や先輩がいい本だと言っていたので読んでみた。「昭和史」「対談」「新書」と並ぶと、昨今流行りのお手軽で中身がほとんどない本かな、という先入観を持ってしまうのだが、評判通り思いのほかいい本だった。

 ポイントは議論の質の高さにあるのではない。戦後について言及している部分については「あれれ」と思う箇所もあるので、おそらく戦前を専門にしている人にとっては本書全体について色々と注文を付けたくなるのだとも思う。

 本書の読み応えは、何と言っても「史料」を前面に据えての対談になっているところにある。昭和史に関するノンフィクション作品で知られる保阪正康、そして国会図書館憲政資料室に長年勤務し、現在は大学教授を務める広瀬順晧というほぼ同世代の二人の対談が見事にかみ合っている。出来るならば、アカデミックなトレーニングを受けた歴史家がここに入っているとよかったのだが、それは望み過ぎというものだろう。

 昭和史に関する基本史料がどのようなものか、それがどういった経緯で「発掘」されてきたのか、そしてそれらを相互に照らし合わせると何が見えてくるのか。こういったことが順序良く整理されているので、初学者から駆け出しの大学院生まで参考になる点が色々とあるのだろう。

 もっとも、本書の議論は基本的に昭和戦前期のみに当てはまる議論だとも感じる。他の国と比べると量と質も落ちるとはいえ、戦後についてはかなりの程度の公文書が存在するし、昭和戦前期のような「危機」が連続する時代ではないことを考えると、やはり戦後は戦後で異なった史料の取扱い方があるのだろう。

at 16:58│Comments(2)本の話 

この記事へのコメント

1. Posted by ダイ   2008年07月19日 20:16
こないだは久しぶりに会えてよかった。
ご助言にしたがい、ブログ再開しました。
とりあえず、ダラダラ書いてみます。
2. Posted by 管理人   2008年07月23日 19:29
先日はどーも。
同じく久しぶりに会えてよかったです。
ブログちょこちょことチェックしてるよ。
それにしても、大学二年の時は同じような道を歩んでいると思ったのが、気が付いたら大分違う道に進んでいるもんだね。
また、そのうちに飲みましょう。

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