2007年12月02日

翻訳大国日本。

まさか横浜FCに浦和が負けるとは思いませんでした。あのマッチ・メイキングはどうなんだろうと思ったけど、こんな結末になるとは…。



中国やロシアとともに翻訳大国といわれる日本。2007年も後半に入って色々と読みたい本が翻訳されている。

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ジョナサン・ハスラム『誠実という悪徳』(現代思潮新社)

『大英帝国の外交官』(筑摩書房)の中で紹介されているのを見て以来気になっていた一冊。様々な私文書を用いて書かれた貴重なカーの評伝。この本が広く読まれるようになれば、日本におけるカーのイメージは修正されるのではないだろうか。就寝前の読書にぴったり(俺だけか)。

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ジョン・ロック『統治二論』(岩波書店)

出る出ると前々から言われていた待望の新約。文庫から出るのかと思っていたら、値段がはるハード・カバーでがっくりきた人も多いのではないだろうか。時間が出来たらじっくり読むことにしたい。

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J・G・A・ポーコック『マキャベリアン・モーメント』(名古屋大学出版会)

ケンブリッジ・パラダイムの代表的成果の一つとして知られる政治思想史の記念碑的一冊。何と言っても題名がかっこいい。語学と専門という二つの壁に阻まれて手が出なかった本だけに、翻訳が出るという情報だけでワクワクしてしまう。

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アラン・グリーンスパン『波乱の時代』上下巻(日本経済新聞社)

金融市場が幾何学的に拡大していく難しい時代を舵取りしたグリーンスパン待望の回顧録だ。回顧録好きとしては見逃せない一冊。ボルカーの回顧録(行天豊雄との共著)『富の興亡』はとても面白かっただけに、ついつい期待値が上がってしまうのだが…。

この他にもプラトンの新約が京都大学学術出版会から出版されたりと、読みたい本の新約が目白押しの十二月。もっとも、これだけ色々と翻訳が出ていても、外国語でなければ読めないいい本は星の数ほどあるから悩ましいものだ。キッシンジャーの回顧録も三冊目は訳されていないわけだし。

誰かジョベールの回顧録(当然、仏語)を翻訳してほしい。切実。

出版関係だと、有斐閣から年末年始に出る『アイゼンハワー政権の封じ込め政策』『外交』『日米関係史』の三冊が今から楽しみだ。早く修士論文を書き終えてじっくり本を読みたい。

at 00:14│Comments(0)本の話 

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