2007年11月11日

先週。

気が付くとあっという間に一週間が過ぎていく。フルタイムの仕事がある日が二日あるのが、こう感じさせるのかもしれない。月火水は、淡々と仕事に行って、院ゼミに出て、と過ごしていた。そんな週前半と比べると、週後半は密度が濃かったような気がする。

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履修登録はしていないのだが、興味のある回は出席させていただいているのが木曜のプロジェクト科目(政治思想研究)。今週は『トクヴィル 平等と不平等の理論家』が課題書だった。学部時代に受けていた政治理論史の授業と同じく、分かりやすい語り口が印象的だった。ちなみにこの本は、今年のサントリー学芸賞を受賞。今回のサントリー学芸賞は、何となく全体的に「軽め」の本が多かったような気がする。もちろん受賞作はどれもいい本なのだが…。

金曜は、ある奨学金の申請があった。そのために現在の研究についてまとめた論文を書いたことが今週の成果だろうか。先輩にアドバイスを貰いつつまとめたのだが、出来はいまいち。ただし昨年自分が書いたものと比べれば大分良くなったように思う。自分の研究の意義を専門よりも少し広い文脈で説明することは、奨学金の申請にとどまらず非常に重要なことであり、今回はそれを確認するいいチャンスだった。

そうやって頭を整理した上で論文に取りかかると、これまではちょっとひっかかっていた部分が意外にすらっと書けるようになっていたりするのが、嬉しい発見だった。短い文章に自分の言いたいことをまとめる、というのは実に重要なことだということを身を持って実感した。

他にも色々と今週はあったのだが割愛。



大学院に進学したときは、就職した友人たちが仕事をしっかりやるのと同じように自分は研究(&勉強)に取り組もう、なんてことを思っていた。この心構えそのものは今も大事だと思うのだが、ちょっとでも間違えるとダークサイドに落ちそうになるから要注意だ。

危険なキーワードは「二十四時間戦えますか」。このブログのサブタイトルにも一時期使っていたことがあるが、今はある後輩のパソコンの壁紙に書いてあった。ちなみにリゲインの公式HPからオリジナル壁紙がダウンロードできる。研究は、とにかくやればやるほど深みにはまるというか、自分の知らないことがどんどん増えていく、限りがない。そんなときに、ふと考えるわけだ。二十四時間戦えば何か見えてくるんじゃないか、と。

これは、ダース・ベイダーからの囁きなので注意する必要がある。「無用の用」というのは重要で、頭にしても身体にしても、鍛えた後に休ませることによって回復するのだ。ま、メリハリが大事なのは当たり前だし、それくらい気が付けよ、という感じだが。

そんな当たり前のことを夏前は見失っていたのだが、夏からはまあそれなりにゆるりと過ごしながら研究を進めている。不思議なもので、少しゆとりを持ってやるくらいの方が研究も進んでいくのだ。この一週間は飲んでばかりの気もするが。さて、このやや余裕のある生活がいつまで続くことやら…。

なーんてことを、先週後輩のパソコンの壁紙を見て思った今日この頃。

at 11:49│Comments(0)日々の戯れ言 

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