2007年09月08日

日常/非日常。

日常と非日常。この二つを行ったり来たりしながら、人間は年を取っていくわけだ。最近は、もっぱら日常の方に支配されているようだ。

この記事を書いている大学のロースクール棟からは、我が母校が見える。今日から二学期が始まるらしく、昨日までは人影がまばらだった校内には人が溢れている。夏が終わったな、と再確認。この夏は、法事のために一日半ほど静岡へ帰っただけで、あとはずっと東京にいた。正確に言えば大学にいた。去年までも東京にいる時間は圧倒的に長かったが、それでも一週間くらいは静岡へ行き、旅行もちょこちょことはしていた。

そんな今年の生活は読書傾向にも現れているようで、読む小説の多くが日常重視といった感じだ。一番分かりやすいのは、保坂和志だろう。他愛もない日常をそのまま切り取ってきたような、それでいて心地よい彼の小説を今年の夏はよく読んだ。

こういった生活を続けていると重要になるのが習慣である。脱単調・脱不健康・脱カレーなどを掲げて、八月の最初から少しずつ変えていったところ、日々の生活のリズムもこの一ヶ月で何となく変わってきたような気がする。早寝早起き、毎日の運動、などを一ヶ月続けてだいぶ健康的になったし、メリハリを付けて研究&勉強をするように心がけたので、単調な生活からも少しは抜け出せた気がする。脱カレーには失敗、相変わらず食べまくっている。

ブログの更新頻度なんかも、その過程で何となく変わった。多分直接の理由は、日々やっていることが研究研究研究といった感じで、ここには書けないことばかりになってきたからだと思うが、今は気が向いた時に息抜きに書いてみるか、という感じであり、一ヶ月前までの日課という位置づけとは少し違う。それでも、必ず二、三日置きに書いている辺りが習慣に忠実な自分らしいなとも思うわけだ。習慣に忠実な自分の性質を利用して、うまく研究も進められないものだろうか。

そんなことを書いていて気がついたのは、論文に対する自分の姿勢の変化だ。それが論文に値するかは別として、学部の時から毎年論文のようなものを秋から冬にかけて書いてきたが、それは自分の中では非日常だった。しかし、今は論文を書くために資料を読むことが日常になっている。院生としては当然か…。

at 11:59│Comments(0)日々の戯れ言 

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