2007年08月20日

日々是良好。

調子に乗って運動し過ぎたのが、土曜日のこと。運動を終えて48時間が経過した辺りから筋肉痛の足音が…。そんなにひどくはないのだが、この時間差に凹む。そんな年を感じさせてくれる筋肉痛でも、ただ夏にバテたのとは違い、運動の結果だから納得もいくし、気分がいい。

夏らしい楽しみの一つは、夏らしい小説を読んでみることだ。青春小説も夏らしいと思って読んでみたのだが、山田詠美の『僕は勉強ができない』(新潮文庫)に手を出した辺りで、バランスを取るために自主規制。それにしても昔読んだ小説を読み返すと全然感想が違ったりするから面白いものだ。

といっても、小説を読むのは基本的に休憩時間&夜なので、昼間に読んでいる資料に夏らしさを感じたいのだが、これはどうにも無理なようだ。というのも、自分の研究でメインに取り上げている時期が秋から春なので、資料もそこに当然集中しているのだ。やっぱり「福田ドクトリン」辺りの研究をしていれば良かったのだろうか。そうすれば「現地の雰囲気を感じたいので」とか言って、東南アジア歴訪の旅にも行ってこれた気がする。「福田ドクトリン」は1977年の夏に発表されたので、今年が発表から30周年ということになる。ちょうど今、安部首相がインドネシアに行っているのだが、あまり話題になっていない。福田赳夫の息子が総理の座を争ったライバルだからということもあるかもしれないが、あれだけ選挙でボロ負けして外遊をしても影響力には限りがあるというものだ。話題にならないのも当然か。ともあれ、30年後に各国の資料が開いた時に、今回の参院選や外遊をどう評価しているのかを見れるというのは今から楽しみだ。

閑話休題。小説の話でした。

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昨晩読み始めたのは、最近テレビでもよく特集が組まれている故城山三郎の『官僚たちの夏』(新潮文庫)。10年ちょっと前にNHKがドラマ化した時に見て、面白かったので読んだのがこの小説に接したきっかけ。ドラマを食い入るように見ていた息子を見て、親父がさっと文庫本を渡してくれたのを覚えている。ちなみに手元にある文庫本は、昭和55年初版なので俺よりも長生きだ。

中学で二回、高校で一回、大学で一回と読んでいる記憶があるので、今回で五回目になるが、読み始めるとやる気が出てくる。まあ、俺が単純なだけかもしれない。今の感覚からすると暑苦しいくらいの官僚(いわゆる国士型官僚)が主人公なのだが、主人公だけでなく登場人物がとにかく魅力的だ(情けない登場人物も含めて)。

政治学なんていう学問をしっかりやるようになってから読むのは初めてなので、今回は少し読んでいて話の見え方が違う気がする。政官関係を感じられる、そして高度成長期の雰囲気を感じられる、という意味でも貴重な小説なのかもしれない。

at 14:56│Comments(2)本の話 

この記事へのコメント

1. Posted by 女史   2007年08月22日 23:29
運動できるだけでもうらやましいですね。疲労の種類でもスポーツの疲労が一番いい疲労の仕方だと思います。こないだ話したように、若干太ってきたので、ダイエットしたいんですけれどもね。
そういえばソクラテスが「筋肉痛が楽しい」と訳のわからない言葉をしゃべってました。(笑)
2. Posted by 管理人   2007年08月23日 08:51
ソクラテス君は問題発言多めで困ってます(苦笑)
確かに激務の中で運動時間を確保するのはきついかもね。でも、一日10分あれば適度な筋トレは出来るし、20分あればひとっ走りくらいは出来るのだよ。時間は作るものです。ダイエットは手軽だけど、ストレスを伴うからシェイプ・アップの方がいいんじゃないかい。

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