2007年07月29日

うむむむむ。

午前中、投票&家庭教師を済ませてから大学へ。

図書館が閉まっているのに大学へ行っても仕方がない気もするのだが、今日はこの後の行先の通り道だったので…。その行先は本郷である。先々週の台風で流れた研究会があったのだ。今回は、テッサ・モーリス-スズキ『北朝鮮へのエクソダス』の書評と、1950年代半ばの中国に関する研究発表の二本立てだった。

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書評を担当したのは、この本とほぼ重なる時代の日中関係を研究している方だった。先行研究もしっかりと読みこんだ上での書評ということで、やはり博士号を持っている人の書評は一味違うのだなあ、と思わされた。ちなみに本についてはやや辛めの評価。手法的には外交史、書き方はドキュメンタリー、テーマは極めてデリケートな問題、本自体も複雑。それが今日の研究会にも表れていたような気がする。

学術研究としての手堅さはもちろん必要だが、『北朝鮮のエクソダス』のような文章が走っている研究をいつか書いてみたいものである。

もう一本は、大学院の先輩による発表だった。研究の「中間発表」的な位置づけたったと思うので、ここに内容を書くことは出来ないが、ちょっと感じたことがあるのでそれを少しだけ。それは、中国研究という独特な世界の存在だ。特にそれを感じさせられたのは質疑応答の時である。外から中国研究を眺めて感じるのは、イデオロギー・政治路線・経済政策などが混然一体に論じられていることへの違和感である。これらの相互関係を論じた研究があれば面白いと思うのだが。

いつもであれば飲みに行くのだが、今日は選挙結果が気になるので帰宅。選挙の話はまたそのうちに書きます。

at 23:55│Comments(0)日々の戯れ言 

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