活字中毒者を癒す薬たち。サッカーとビール。

2007年07月12日

前期終了。

今日の授業で前期が終了した。あまり深くは考えなかったのだが、後期は院ゼミだけなので修士課程としての授業そのものもほぼ終わったということになる。とはいえ、まだGRIPSの授業は残っているし、レポートも全て終わっているわけではないので、夏休み気分というわけではない。早く授業関係は終わらせて修士論文に専念しなければ。

ニ限:国際政治論特殊研究


最終回の授業だったが、本と違って読んでいるのが資料なのでうまく話が完結、チャンチャン♪、というわけにはいかない。話自体はむしろこの後の時代がどうなったのか気になるところだ。修士論文執筆の休憩代わりにこの時代のヨーロッパやNATOを取り上げた研究を読んでみるのもいいかもしれない。

1958年から1960年にかけての米の対NATO外交に関する資料集、というかなり限られたものを読んでも、非常に多様な側面や背景がある。これは授業の最後に先生が言っていたことだが、本当にそれは強く感じる。相互に関連し、様々な要素が連動している国際政治をいかに描くべきのか。修論に向けて、悩ましいところだ。

四限:基礎演習?


最終回は、「国際政治史(先週のブログには西洋外交史と書いたが間違いでした)と日本外交史」がテーマでした。といっても、国際政治史については日本における研究を中心に15分ほどの話だったので、今日のメインテーマは自分の専門である日本外交史だった。国際政治史が欧米でどういった研究動向なのか、ということには非常に興味があったのでこちらが短かったのは残念なのだが…、これについては専門にしている後輩に勉強してもらって教えてもらおう。

で、日本外交史である。が、これは自分のレポートを書きながらじっくり考えることにしたい。研究動向論文にとっての一次資料である研究書をずらっと並べてみると見えてくる世界というのはそれなりにあるものだ。これは去年、今年とGRIPSの授業で感じていることでもある。

プロジェクト科目は先週が最終回だったので、これにて前期の授業は終了ということになる。時間があっという間に過ぎていく。

at 23:44│Comments(0) 日々の戯れ言 

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