2007年02月24日

自由と繁栄の弧。

外務省主催のシンポジウム「自由と繁栄の弧をめざして―日本の人権・民主主義外交の新たな展開―」(HP)に行ってきました。といっても、全日参加したわけではなく、午前中のセッション1を見てきただけだ。

今日のシンポジウムの主題にもなっている「自由と繁栄の弧」という言葉は、昨年11月に行われた麻生大臣の演説「「自由と繁栄の弧」をつくる」(リンク)で提唱されたものである。「弧」という言葉から連想されるとおり、アメリカ政府の文書に登場した「不安定の弧」を意識している。地域的にも「不安定の弧」とかなり重なるのは、なかなか興味深いことだ。

構想としては、色々な意味で可能性もある構想だと思う。ただし、まだ今後どうこうというところまでは、外から見ているだけでは分からない。ただし、こうやってシンポジウムも行い、また実際の外交面でも首相や外相の外遊などの具体的な取り組みが進みつつある「自由と繁栄の弧」。今後もその展開を注視していきたい。

シンポジウムでは、様々な観点から「自由と繁栄の弧」についての意見が聞けたのは興味深いものだった。しかし会場からの質問が、一つを除いて、議論の本筋から外れていたのが残念。なぜ、ああいった場で議論されている構想そのものではなく、そこに足りないことや挙げられていないことについて質問するのだろうか。実に不思議だ。まー、黒海周辺や中央アジアに対する関心があまり高くないということのあらわれなんだろう。

「自由と繁栄の弧」については、今後も様々な論者によって議論が行われるのではないだろうか。



夕方からはサークルのOB会関係で色々と。昨年学部を卒業しているので、自分ももうOBなのだが、大学院に残っているので何となくまだ現役の気分が残っている。ひとまず無事終わったので良かった。

大学を卒業してしまうと、色々な人と会う機会が本当に少なくなる。今日も、久しぶりに会った先輩が多数いた。「お久しぶりです」なんて言ったりすると、自分も老けたなあと感じてしまう。

at 23:50│Comments(0)日々の戯れ言 

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