2006年11月22日

やる気↑。

慶應の方が11連休でも、もぐっている他大学の授業とは関係無い。そんなわけで、1限はいつもと同じく目白で「歴史政策論」の授業。

今日、先週に続いて「戦後日本の経済外交」がテーマ。オーラル・ヒストリーを資料として用いるケーススタディの一つとして経済外交を扱っているということだ。前回は、各自が担当者のオーラルから情報を「抽出」して報告するのが授業の主目的だった。今回は、そのフォローアップも兼ねて各自が担当したオーラルを研究書などと対照しながら「相対化」するのが目的だったようだ。

昨日書いたレポートは、担当した『宮崎弘道オーラル・ヒストリー』を相対化しつつ評価するというレポートだ。本来のテーマは経済外交なので、『宮崎オーラル』で紹介されている個別具体的なテーマをどれか取り上げるべきだったのかもしれないが、ちょっと考えるところがありレポートの形式は少し変えてみた。

『菊池清明オーラル・ヒストリー』でも強調されていることだが、そもそも「経済外交」という言葉は研究者の使う言葉である。経済だろうと安保だとろうと外交は外交である。それでは、「経済外交」というレンズを取り外して『宮崎オーラル』から見えてくるものは何だろうか。それは「対西側外交」である。レポートでは、この「対西側外交」というものを、戦後日本外交史の研究史などの文脈から論じてみたのだ。

具体的なことは「企業秘密」なので書けないが、この試みはそれなりに成功したようで、その他に提示した論点と併せて先生からかなり好意的なコメントを頂いた。

こういったことがあると、研究へのやる気が俄然上がってくるというものだ。



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昨日に続き、帰宅後は映画。今日は「空中庭園」を観た。この映画は、原作の小説を読んでいたので劇場公開中から観たかったのだが、公開直前に監督が「臭い飯を食べる」ことになってしまい上映館数がかなり限定されてしまい、見逃してしまっていたのだ。

評判どおり小泉今日子の演技はなかなか。でも昨日観た「サマータイムマシーンブルース」とのギャップが大きすぎた(苦笑)。メタファーが多かったり、分かりにくいシーンも結構多かったので、やや疲れた。「ブレイブ・ストーリー」ほど原作との差があるわけではないが、やっぱり原作の方が数段いい。

まあでも「サマータイムマシーンブルース」を観た直後という影響もありそうなので、そのうちもう一回くらい観ようと思います。

at 23:20│Comments(0)映画の話 

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