2006年08月27日

夏の学校。

オーラル夏の学校(5日目)

今日はリサーチキャンパスではなく教養学部がある第1キャンパスで授業。第1キャンパスの方は、サークル活動などの拠点になっていることもあって、夏休み中でも結構学生が多い。中にはクレイジーな人がいるもので、屋上で「ハロー・オレンジ・サンシャイン」「くじら12号」を熱唱する子がいた。今日みたいなどんよりした雲の下でこの2曲はかなり合っていないと思う。

そんなくだらない話はともかく、この夏の学校も今日を含めて残すところあと2回。最終日は成果報告会なので、講義は今日が最後。

今日は「政治学から見たオーラル・ヒストリー」がテーマ。日本政治思想史が講師だったので、政治学の視点だけでなく思想史の視点からのコメントがあり面白かった。オーラル・ヒストリーを思想史の観点からどのように扱うのかということは、思想史のみならず歴史を研究するものにとっては非常に興味深い問題である。人間の記憶のあやふやさはオーラルの問題点として指摘されることが多い。しかし思想史の観点からすると、そのあやふやさや勘違いそのものも研究対象になるのだという。んー、これはなかなか面白い。

ちなみに政治学の観点から重要なのは、インタビュイーによる証言の違いの問題。これは通常は問題点として指摘されるのだが、逆に証言が異なることの意味を深く考えると組織の特徴が見えてくるかもしれないのだという。これは派閥対立の歴史である社会党を見る上ではとりわけ重要な指摘だ。

ひとまず、これから2週間かけて、この夏の学校の報告をまとめます。

at 21:32│Comments(0)日々の戯れ言 

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