でも、やっぱり日常。知的な真摯さ(?)。

2006年07月05日

!!!

未明から起きていた一日。

イタリアが延長戦で2点も取るとは思わなかったし、北朝鮮のミサイルのニュースが入ってくるとも思わなかった。W杯もあと3試合、これには全力投球します。2点でも驚くのに3点も取られた日本って何だろ。

北朝鮮は何を考えてミサイルを発射したのだろうか。

未来に絶対は無い。ソ連の資料がソ連崩壊時に大量に開いたように、北朝鮮の資料もいつか開く日がくるのだろう。それまでは外部の人間は、北朝鮮がいかにミサイル実験を行ったのかについては様々な形で「推測」を行なうしかない。1994年の危機についても同様だ。現時点でかなり水準の高いジャーナリストの本が既に何冊か出版されている。例えば春原剛『米朝対立』、

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は、アメリカ側の政策決定者に対するインタビューをベースにかなり詳細に1990年代以降の米朝関係を追っている本だ。それでも肝心なところは分からない。

現実に国際政治に携わる人々は常にこういった状況に置かれている。多くの資料が公開された今、我々はニクソンショックの全容をかなり詳しく知ることが出来る。しかし、当時の人間にとってはそれはまさにショックであり、そして現実に対応しなければならない課題であった。

歴史を叙述するためには、こういった過去の人々の考えを知らなければならない。今、この時、日本政治の中枢では何が考えれられているのだろうか。

at 21:13│Comments(0) 日々の戯れ言 

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でも、やっぱり日常。知的な真摯さ(?)。