2006年03月28日

レバーやられてます…。

先週木曜の卒業式後の飲み会に始まり、翌日は家族で乾杯、土曜はサークルの追いコン、日曜は家族でまた飲み、昨日は中学受験の塾のメンバーと同窓会、とこの1週間は飲み続けている。よく考えてみると、パリ、そしてその前の香港でも飲み続けているわけで、かなりレバーが参ってきている。

さらに、土曜はサークルの友人&後輩、日曜&月曜は大学の友人、月曜は小学校時代から知る大学の友人が泊まりに来ていたため…何というか常に非日常の毎日。昨日観た映画も「ラスト・デイズ」というかなり非日常を描いた映画。ちなみにこの映画はけっこうな音楽好き、もしくはガス・ヴァン・サント好きでないと意味が分からないかもしれない。大学生が終わり、まだ大学院生になる前、という落ち着かない身分に合った生活なんだろうか。

で、勉強が進みません。明日からまた日常に戻ろう。が、また木曜からは…。



そもそもこのブログは俺の私生活報告ではない。あくまで大学院0年生としての勉強生活を記していこうというものだった。が、最近旅行や行事が立て込んだせいでこれがちょっと変わってしまっている。いかんいかん。というわけで、久しぶりに書評。雰囲気を変えるために、画像を挿入してみました。

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鶴見俊輔『回想の人びと』(ちくま文庫)
以前、『ひとが生まれる』という本を紹介したことがある(ここを参照)。『ひとが生まれる』の著者である鶴見俊輔は本書で、自分の周りの人びと23人を取り上げそれぞれの人物について様々なエピソードを交えながら回想している。取り上げられている人びとはある年代以上には馴染み深い人物である。とはいえ、1980年代の生まれである今の大学生が普通に耳にする名前は、『黄金バット』の作者である加太こうじ、『ガロ』の編集長である長井勝一、『戦艦大和之最期』の著者である吉田満、社会学者であり日本研究家のロナルド・ドーアぐらいだろうか。しかし本書は取り上げられている人物を知らなくても十分に面白い。それは『ひとが生まれる』と同様に本書の各章は筆者なりの視角から各人物が紹介され、そしてその人物をめぐるエピソードが紹介されているからだ。独断と偏見で一番面白かった人物を一人だけ挙げることにする。間違いなくそれは葦津珍彦。葦津は一般には神道研究家の思想家として知られ、当然その思想は「保守的」(あくまでカッコ付きにしておく)である。『思想の科学』では筆者との交流もあったのだが、その思想的な位置は大きく異なるといえよう。その葦津を筆者はどのように回想しているのだろうか…是非、一読を。

at 23:03│Comments(0)本の話 

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