2006年02月22日

映画三昧。

映画、それも最近邦画ばかり観ている。映画館はもちろん、小津や黒澤で観てないものが結構あるのでそれを観たり、最近の映画をDVDで見返したりしている。今日は映画館で「THE有頂天ホテル」を、家で「阿修羅のごとく」を観た。

三谷幸喜の脚本は、役者に対する「当て書き」らしい。つまり、脚本の中の全てのセリフや行動を誰が演じるかを想定して書いているということだ。さらに今回は、監督も務めているから、全ては三谷幸喜が想定どおりに作られた映画ということ。あ~、こう来るんだろうな、途中から分かってきてもついつい笑ってしまう面白さがあるのは、当て書き+自ら監督、ということもあるんだろう。

「阿修羅のごとく」は去年からはまっているんだけど、何回観ても面白い。やっぱり女って阿修羅だよなぁ。とはいえ、脚本を読んだり、ドラマ版もチェックしたりするようになると、映画版はやや駆け足の印象を受けてしまう。というわけで、ドラマ版をしっかり観ようと思う。



いくつか書評紹介&書評を。買おうかどうか迷っていても、新聞書評を読んでついつい買ってしまうことが最近多い。今回はやたら数が多い。

・ドン・オーバードーファー『マイク・マンスフィールド』…「朝日新聞」「読売新聞
・藤田覚『近世後期政治史と対外関係』…「朝日新聞
・大河原信雄『オーラルヒストリー日米外交』…「読売新聞
・マーティン・バナール『黒いアテナ』…「読売新聞
・マーサ・ヌスバウム『女性と人間開発』…「読売新聞
・岩下哲典『江戸の海外情報ネットワーク』…「読売新聞
・亀山郁夫『大審問官スターリン』…「毎日新聞
・立花隆『天皇と東大』…「毎日新聞
・ジェレミー・リフキン『ヨーロピアン・ドリーム』…「毎日新聞
・飯島洋一『建築と破壊』…「毎日新聞

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島田俊彦『関東軍』(講談社学術文庫)
1960年代に中公新書から刊行された原本の再刊。刊行から40年経った現在においても、関東軍について最もバランスよく概観した基本書といえる。本書は、その名称どおりの狭義の関東軍ではなく広義の関東軍を扱っている。関東軍の前身である関東都督府時代までさかのぼることにより、「北向きの軍隊」としての関東軍の性格を見事に描き出している。関東軍を描くことは、すなわち戦前の日本の対大陸政策を描くことである。この点は現在の自衛隊を描くこととは本質的に異なる。言うまでもなく戦前の日本において、軍隊は政治的にも重要な勢力であった。その中で関東軍は、陸軍中央の統制からも離れようとしていく。このような関東軍の性格はどのようにもたらされたのか、これが本書のテーマである。坂野潤治の近著『近代日本政治史』(岩波書店)と併せて読むと、より本書の内容の理解が進むだろう。併せてお薦めしたい。


at 23:06│Comments(2)本の話 

この記事へのコメント

1. Posted by Mye   2006年02月23日 21:34
今日有頂天ホテル2回目観てきました
やっぱりおもしろかった
JOEかっこよいー
2. Posted by 管理人   2006年02月23日 23:48
若さを感じるコメント第二弾だ!
シンガポール楽しかったみたいだね~。
でも…筆耕係はかっこよくないと思うよ。

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