2006年01月12日

あと一週間。

昨日は、この2年間のゼミの最終回だった。が、まだ卒論提出もしていないし、その後3月に卒論発表会兼歓送会が残っている。そんなわけで、あまり実感が無い。ゼミで話したり聞いたりしたことは、少し時間が経った時に思い出して色々考えるんだろう。

来週の金曜日に卒論提出ということで、事実上俺に残された時間はあと一週間。量的な問題は無い、草稿は今のことろ3万5千字くらい、むしろ「贅肉」が多いから削らなければいけない。若干資料が足りない部分もあるので、そこ以外をとりあえず明日までに書き上げてしまいたい。あとは半日ほどGRIPSの図書館に行けば一応完成、という状態にしたい。

でも、問題はここから。今の段階の文章は極めて「叙述」的なのだ。やっぱり論文にする以上はちゃんと分析的な文章にしたい。といっても、こんなことを草稿が終わってない段階で言っても現実逃避なのでしっかり頑張ります。ん~、でも正直なところ一ヶ月前にこれくらい終わらせておきたかった。

卒論は「冷戦終結と日本」が大きなテーマということもあって、個人になかなか焦点が当たらない。評伝や伝記が好きな俺にとしてはとても残念。そんな、残念な気持ちの慰めになったのが、『外交フォーラム』の今月号。先月号の次回予告を読んで以来楽しみにしていた「ジョージ・ケナン特集」である。卒論もあることだしもう少し待とうかなと思っていたのだが、今日の西洋外交史特殊研究?で紹介されていたので、ついつい買ってしまった。五百旗頭神戸大学教授とエルドリッヂ大阪大学助教授の師弟対談で紹介されていた以下のエピソードは心に残る。

彼(ケナン)は「もし私に外交官としてよい仕事ができたことがあるとすれば、それは私が現実の外交に取り組んでいたからだ」と言っています。五里霧中の中で彷徨した経験のある人は謙虚になれます。不完全な情報の中ででも決断すべき局面に直面するのが人であり国であるわけです。その難しさがわかっていた。『外交フォーラム』2006年2月号、15頁。

「」の外は五百旗頭教授の言葉。ここに、人がなぜ歴史を学ぶのか、ということの一つの答えが詰まっているように思う。今回の特集はかなり面白いです。この他にも色々と興味深い記事が載ってるので、是非一読を。

at 21:05│Comments(0)日々の戯れ言 

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