2005年12月25日

忘年会?。

有馬記念、ディープインパクトの圧勝を期待するも残念な結果に。時計的に見れば、ハーツクライが強かったというよりは、明らかにディープインパクトの不発。ま、どちらにしても残念なことです。

有馬記念をテレビで見た後は、西洋外交史特殊研究?のレポートをやり、大崎の友人宅へ。ゼミの友人&後輩と共に忘年会?、いやクリスマスパーティーか(?)。友人の手料理と、持ち寄った酒で気分は最高です。

ほろ酔い気分で帰宅するが、何となく調子が悪い。そんな不調の中読み終えたのが↓

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野中広務『老兵は死なず』(文春文庫)
自民党元幹事長であり2003年政界引退後も積極的に発言を続ける野中広務の回顧録。本書は前著『私は闘う』に続き2冊目の回顧録である。橋本政権の誕生から議員引退までを扱っているが、文庫版では付章として、2005年の「郵政解散」についての見解が加えられている。回顧録といものは基本的に自己肯定的であるのだが、本書はその側面がさほど強くない。例えば北朝鮮問題や沖縄問題などについては自らの至らなかった点を率直に述べている。その他の点についても、自分を肯定するというよりはその思考プロセスや考え方を率直に回顧している印象だ。もう少し具体的に突っ込んだ話を読みたい、という気もするがそれは引退直後の議員に対して望みすぎというものだろう(単行本は議員引退直後の出版である)。この本から読み取れる野中氏の主張は、戦後日本における保守主義の典型といえよう。それは、平和主義、日米協調、地域間格差の解消(平等主義)、政治=利益調整、情と理に基づく政治などなど。このような考え方(のうちのいくつか)が小泉的なるものと対立したわけだ。小泉政治を考える上で「抵抗勢力」と擬せられた野中氏の考え方を知ることは必要不可欠である。その目的には十二分に応えてくれる回顧録である。

at 23:38│Comments(0)本の話 

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