久々のゼミ(ゲストスピーカー)。大学が…。

2005年11月17日

むむむ。

今学期2度目の「大崎→西洋外交史特殊研究?」、授業終了後3限の時間に家に帰り着替えて荷物の交換、4限は日本外交史特殊研究?、6限外国語学校で中国語。ハードだけど、なんか時間を無駄にしているような…。

というわけで2限、西洋外交史特殊研究?。今日から2週にわたり『大英帝国の外交官』、今日はプロローグから第2章(ニコルソン)まで。何というか、相変わらず議論は成り立たないこの授業。でも、さすがと思わせるコメントやいい意味で苦笑させられるコメントがいくつかあった。進学仲間&ある後輩のコメントは秀逸だった。苦笑は「庶民の方は『がつがつ』している、それは外交には合わない」(あくまで大意、間違ってたら指摘して)という後輩のコメント、もちろんその考え方のある種のアナクロニズムは自覚した上でのこと。苦笑すると同時に納得もしました。後期の授業は、なかなか議論にはならないんだけど、こうやって面白いコメントが断片的にあるということで、それなりに面白い、と言い聞かせたい。

4限、日本外交史特殊研究?。先週に引き続き『池田・佐藤政権期の日本外交』を扱う。今週は池田外交と自民党・南北問題をめぐる外交・常任理事国入りをめぐる外交、を扱った章を取り上げた。後輩が60年代の日本外交を総括するような興味深い問題提起をしていたのだが、先生が「あの戦争」の戦後外交への影響について話しているうちに授業が終了。それなりに考えさせられる。ある友人は、「あの戦争」が戦後日本外交を規定しているなら「なぜ負けたのか」、が気になると言っていたがそれは同感。現代ロシア論特殊研究?の影響もあって、戦前の日本に興味が向きつつある今日この頃。

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帰宅後、ようやく「英国万歳!」を観る。金曜2限の授業でそれなりに背景の知識があったので、抵抗なく映画の世界に入り込むことが出来た。ジョージ?世が狂っていく過程などは、かなり戯画化されているのだろうけど、それはそれで面白い。世界史好き、イギリス好きの人は必見。

それはそうと最近、眼精疲労に悩まされている。パソコン画面の見過ぎ、という原因ははっきりしているから見なければいいんだけど、見ないと卒論が書けない。国会図書館に行くという手もあるけど、それもちょっと面倒。なんかいい手はないものだろうか。

at 23:45│Comments(1) 映画の話 

この記事へのコメント

1. Posted by 王室マニア   2005年11月20日 05:20
例の発言をしてしまった後輩です。(笑)イマイチしっくりくる言葉が見つからず、ああ言ってしまった次第です。(反省しております)
「英国万歳!」まだ見てません。ぜひ見たいなあと思ってるんですけれども。tsutayaの会員証をどこかでなくしてしまったらしく、新しく作るのがめんどくさくて。(ズボラなのです。笑)
東大の今回の授業のタイトル、立教と少しだけ違いました。立教は「Victoriaの登場と王権の乱用」でした。(先生の授業の中では、シンプルな気もします)

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