2005年09月28日

秋本番(?)。

気付けばかなり涼しい今日この頃、花粉は飛んでないし、一年で一番いい季節だ。

5限、ゼミ。が、今日をもって2ヶ月ほど休止(途中、ゲストスピーカーが来る回はあるのだが)各自が卒論をある程度仕上げた段階で再開することになった。とりあえず10月の最後にサブゼミで卒論の中間発表をするのでそれに向けて頑張る。

読み終えた教科書↓

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井上寿一『日本外交史講義』(岩波書店)
現在出版されている日本外交の教科書の中で最も優れている1冊といえるだろう。平易な文章で、開国~現在まで150年間の日本外交史を概観している。一読すれば、読者はいかに自分の日本外交認識がステレオタイプや外国からの視点から形成されているか気付かされるだろう。本書では、国民国家としての日本がいかなる国際環境の中でどのような認識から外交政策を行ったかが、最新の研究成果を踏まえながら丁寧に紹介されている。各々の政策や事件について対立する解釈が存在する場合には、その両論を紹介し読者に自らの頭で考えるように話が進められている点も、本書が教科書として優れている点である。本来、教科書や概説書は初学者の学習や通説の参照に使われる場合が多いが、本書は各論点における最新の研究成果が反映・紹介されているので、専門的な研究の入り口に立つ時にこそより有効に使われるのではないかと思う。

これは手放しに絶賛出来る本。頭の中がかなり整理されたように思う。

at 23:42│Comments(0)本の話 

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