2005年09月25日

出直し。

昨日夕刻よりゼミの友人宅で、俺ともう1人の友人の合格祝いをしてもらった。で、日付が変わってからなぜか下北沢へ移動し、焼津の友人たち(!)とカラオケ。

というわけで今日は起きたらもう1時半、その後ディープインパクトの神戸新聞杯圧勝を見て、ボクシングを見るために横浜アリーナへ。W世界戦だったのだけど、はじめの方はかなりしょっぱい試合。2つ目の長谷川穂積の試合は結構楽しかった。ボクシングは、プライドやK-1と比べると華やかさには欠けるし、会場の盛り上げもいまいち。だから今人気が低迷しているのだろうけど、俺はあのシンプルさが好きだ。もっと玄人の見方が出来るようになれば深い世界なんだろうな~。ボクシング観戦後は、ほぼ1年ぶりに日吉のラスタへ。家へ帰ればもう11時。

この夏で一番短い一日を過ごした。正味8時間くらいかな。

そんな一日の間に読み終えたのが↓

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河野雅治『和平工作』(岩波書店)
カンボジア和平当時の外務省南東アジア課長による回顧録。当事者の回顧録らしく外交の舞台裏やなるほどと思わせるエピソードが随所にありつつも、全体としては抑制された筆致が通されている好著。日本からの視点のみならず、交渉相手としてのシハヌークやフンセンの交渉姿勢が詳細に紹介されているので、交渉の全体像がよく分かる。カンボジア和平時の外務省本省の考え方を知る上では、現在最も信頼出来るものだろう。当時のアジア局長の谷野作太郎、駐仏公使で後に初代カンボジア大使を務めた今川幸雄、駐タイ公使の池田維らの回顧録・オーラルヒストリーなどと併せて読むとカンボジア和平の日本から見た全体像がかなり明らかになるのではないだろうか。

海図なき航海(というか羅針盤も望遠鏡もない)に出てしまった俺としては、これで当分回顧録とはおさらばだ。まぁ、卒論の資料としてパラパラ見るくらいだろう。海図探しに日本外交史・日本外交論の「通説」を探るべく、概説書や通史なんかを中心に出直します。

at 23:35│Comments(0)本の話 

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