2005年09月22日

ひと安心。

大学院合格しました(祝)

体調の悪さを反映してか、面接の出来は最悪。今の自分の問題点(分析視角が混乱してる、などなど)がよく分かった面接。とはいえ、言われたことはある種「想定の範囲内」(性格悪く聞こえるな~、これ)。自分の勉強方法が今までは濫読に濫読を重ねて、知識を批判抜きに吸収しようというものだったから、指摘されたことは当然といえば当然。でも、あの面接では推薦じゃなければ確実に落ちる。先生にはご迷惑をおかけしました。ま、結果オーライということで。何人かの友人も合格していたようでひと安心。みんな、おめでとう!

とりあえず、今後は半年間、論文や研究書を「分析視角」「分析枠組み」に注意して読み込んでいこうと思います。ある先生からのアドバイスとして「あるテーマについて対立する評価をしている代表的なものを2つ読んで比較したらどうか」というものをもらったので、まずはそれを実践してみよう。

昨日は試験終了後、一緒に受験した友人と軽く食事をしてその後帰宅。発作的にあだち充を読みたくなり、『タッチ』『ラフ』を14時間ほどかけて一気に読破。心はラブコメで満たされました(爆)。ちなみに俺はアンチ南ちゃんなので、反論があればどーぞ。『タッチ』はあまりに和也が可哀想で可哀想で…。『ラフ』は、『めぞん一刻』には及ばないとしても、ラブコメとしての出来はかなり高い、心が和やかになります(なるかな?)。

えーと、一昨日読んだ本の書評↓

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栗山尚一『日米同盟 漂流からの脱却』(日本経済新聞社)
以前からオーラルヒストリーの書評で何度か取り上げている栗山尚一の回顧録。出版は1997年、日米安保再定義がなった後、当事者の目から日米同盟が「漂流」していた時代を回顧している。筆者は1989~1991年に外務事務次官、その後1992年から1996年まで駐米大使である。その間、日米関係には日米構造協議などの貿易摩擦、湾岸戦争、日米安保再定義など数々の懸案が存在した。筆者は1994年の後半から日米同盟が「漂流」しているとの表現を使うようになったという。歴史の後知恵としてみれば、この回顧録出版後の日米同盟はまさに「漂流からの脱却」を果たしたといえるだろう。その脱却への道作りを果たした当事者の回顧録として本書の価値は極めて高い。GRIPSから出ている2つの回顧録と併せて読むことによって「史料批判」をしつつ用いれば、史料としてかなり信頼出来るのではないだろうか。史料としてのみではなく、日米関係に関する一般論としても本書の価値は高い。飾らず、そして率直な文体は分かりやすく、そして説得的である。もちろん筆者の見解に首肯しかねる箇所もいくつかはあるのではあるが。ともあれ、本書が冷戦後の日米関係を考えるうえで必読文献であることは間違いないだろう。

at 10:26│Comments(4)本の話 

この記事へのコメント

1. Posted by Sayaka   2005年09月22日 18:22
おめでとうー
とりとり君は自分に足りないところを誰よりもわかってるとおもうから、だから大丈夫だよ。
半年間お互いがんばろーぜい☆
私は今日、病院で点滴の一日だったよ・・・
そろそろ頑張り時なわけですが、私の身体はもってくれるんだろうか。かなり問題です。
2. Posted by (元)政策研オーラル関係者   2005年09月23日 01:28
 おめでとうございます。
 真摯な研究者の門出ですね。
 ご活躍、楽しみにしています。
3. Posted by やっさん   2005年09月23日 15:29
院合格おめでとうございます。これからはさらなる知的変態ワールドにまっしぐらですか。
俺も適職診断やってみたぞ。結果はこれから社会に出て行くものとしては最悪。何でこんな結果に?
5年後の俺どうなってんのかな、と思わされました。(結果は俺のHPにあるよ。)
4. Posted by とりとり   2005年09月24日 00:24
みなさん、どーもありがとうございます。合格とは言っても、推薦による一次試験免除という裏技を使っているので、それほど苦労はしていないんだけど…。何はともあれひと安心には変わりないわけで。
本当に、真摯に妥協しない研究者になれるよう、修士課程修了までの2年半(交換留学出来れば3年半)、精進したいと考える次第です。
健康には気を付けて頑張ります。Sayakaの体は本当に心配だ。
やっさんは進路を考え直したほうが。いやいや、お久しぶり。一昨年のシンポのメンバーとまた会いたいな、と最近うっちーと話したんだよ。適職診断の結果は酒でも呑んで吹っ飛ばしてくれ!

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