京都で会いましょう。サークル合宿。

2005年08月29日

帰京しました。

計5泊になった京都への旅(内2泊はバス)から本日朝帰って参りました。貧乏旅行ってのはなかなかつらいもんです。以下、備忘録風に…

25日早朝に京都駅前へ着、同志社の今出川キャンパス付近まで散歩。途中、京都御苑を散策。全国の神社巡りをしている(!)友人と合流し、京都の神社巡りへ。京大近くで鴨川に巡り会い河原で乾杯。んで京大の大学院にいるサークルの先輩に会う。京大正門横にあるカフェが安くてなかなかよかった。先輩と別れ四条烏丸の近くで夕食、散歩しつつ京都御苑へ…乾杯。いいのか分からないけど、御所で飲む酒はなかなかいいもんだ。で、カラオケ。その後はサークルの先輩に会うために再度京大へ。京大裏の先輩宅へお邪魔する。

26日は先輩に朝食をご馳走になり、その後は京大正門横のカフェに、週末の合同ゼミのためにひたすら本や論文を読む。ひと区切りをつけた後は、哲学の道を歩き銀閣寺(通称)へ。八坂神社などを経由して四条河原町へ向かう。週末の合同ゼミにも一緒に行く他大の友人と合流。しばしお茶をした後、サークルの先輩&友人も交えて飲む。知的変態指数が高いというか、かなり怪しい飲みでした。サークルの先輩と初対面のなずの変なケミストリーを起こした友人某の将来は有望というか、危ういというか…。非常に刺激的。そんなこんなで夜は更けていく。

27日からは同志社の村田ゼミとの合同ゼミ。琵琶湖畔にある同志社大学リトリートセンターへ移動。ここは綺麗で安いし飯もうまい。初日は、台湾海峡危機が発生したというシュミレーション。終了後飲み会、9時から朝4時までひたすら飲み続ける。

最終日、眠気をこらえつつ「文明の衝突」をテーマにディスカッション。国際政治についてこいう「大きな話」をするのは久しぶり。歴史ばかりやるというのもよくないのかもしれないな~。そんなこんなで京都行きの目的は終了。京都国立博物館の龍馬展など気になるのもあったんだけど、疲れが溜まっていたので残りの時間はひたすらコーヒー&読書で過ごす。

という感じで今朝帰ってきました。で、休む間もなくその後サークルの合宿へ顔を出す。幸いうちからすぐの所でやっているので通い。サークルの話は明日まとめて書こう。

ちなみに今回は、なぜだか色々な本を読んだ旅行だった。中台関係から、浅草キッド『お笑い男の正座2』(文春文庫)まで。専門的な本で面白かったのは↓

パク・チョルヒー『代議士のつくられ方』(文春新書)
題名からジェラルド・カーティス『代議士の誕生』を思い浮かべる人もいるかもしれないが、著者のコロンビア大学での指導教授がジェラルド・カーティスである。本書のなかでも書かれているが、本書はカーティス『代議士の誕生』の「現代版」といったものである。中選挙区制から小選挙区比例代表並立制へと移行した96年総選挙におけるある代議士の戦いに密着して、その政治学的な含意を検証している。いかにして代議士がつくられるのか、つまりどのようにして党の公認を貰い、そしてどのように選挙戦を戦うのか、が描かれている。小選挙区制という制度の意図と実態の乖離が鮮やかに描き出されている。とても読みやすい本なので具体的な内容は読んで貰えればいいと思う。この本は政治学的にも重要な本なのだが、実は中選挙区制からの移行期の詳細な史料という意味で歴史学的にも重要な本となるであろう。ちなみに、その代議士が平沢勝栄というのもなかなか面白い。

at 10:55│Comments(0) 旅日記 

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