2005年08月22日

一転して。

今日は昨日とは一転して充実した一日だった。

午前中、大学へ行き、図書館で読み終えた本を何冊か返し、また何冊か借りた。で、少し読む。基本的に読む本は買うようにしているんだけど、絶版の本が結構あるので図書館が充実しているととても助かる。まぁ、最近はもっぱら外交官&政治家の回顧録だけど。

午後は、渋谷へ移動し映画。「リンダ リンダ リンダ」を観た。「結構いい」と友人に聞いていたんだけど…よかったです。高校生4人が学園祭でブルーハーツをやることに…というストーリー。それ以上でも以下でもないけど、よかった。先生役が甲本ヒロトの弟の甲本雅浩だったり、ヒロトファンとしてはうれしい。でも青春映画を観ると、少しだけ悲しい気持ち、そこまではいかなくても複雑な気持ちになる。もう高校卒業して4年だー、とか思うと、ね。

帰宅後はひたすら真心ブラザーズの海賊版、ベスト版CD作り。俺なりに曲を選び、曲順も考え、試行錯誤。とりあえず1枚にまとめたけど、いい曲で入れられなかったものがたくさんあるので2枚目も作ることに決定。

んで、そんな充実した一日に読み終えたのが↓

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五百旗頭真編『戦後日本外交史』(有斐閣アルマ)
表題のとおり、戦後日本外交の通史。有斐閣アルマは大学生向けの教科書なのだが、執筆者そして内容とも一流。特にこの『戦後日本外交史』は各章とも読み応えは十分、そして各章の統一もうまく保たれておりバランスがいい、さらに非常に水準が高い。本書は吉田茂賞を受賞し、発売以来幾度も版を重ねている。本書が変わっている点は、編者も書いているように、前半部分の章割りだろう。本書は基本的に40年代、50年代、60年代と10年を1つの区切りに論を進めている。第1章は1940年代なのだが、第二次大戦後ではなく、第二次大戦開戦直後のアメリカの戦後構想の話からスタートする。ここに五百旗頭真の研究成果をうまく生かされている。第2章は1950年代、しかしこれも通常の歴史区分と異なる。通常は1952年までを占領期として扱う。しかし本書では、1950年に日本の講和交渉が本格化するところをもって、1つの区切りにしている。ここには本章の執筆者の坂本一哉の研究成果がうまく生かされている。このように、本書は各章に執筆者の研究成果がうまく生かされているため、通史(しかも教科書)でありながら、極めて水準が高く、そして面白い。超が付くほどお薦めです。

この本を読むのはもう何回目だろう、というくらい読み込んだ本。俺の日本外交史の勉強の出発点。さてさて、卒論にしても修論にしても、ここからどうスタートするかが問題だ。

at 23:39│Comments(0)本の話 

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