2005年06月27日

ひと区切り。

暑くて死にそう。こんな暑い中、初公判ということであの”引っ越しおばさん”がTVに帰ってきた。友人が某ゼミのBBSに書いていたが、朝からTV各局に「出演」、ほんと腹立つわ。

今日をもって前期のサークル三田勉強会が終了した、ということで一応区切り。
今日のテーマは「ナショナリズム論の系譜」。アーネスト・ゲルナー、アントニー・スミス、ベネディクト・アンダーソンなど代表的なナショナリズム論の概観を行った。ナショナリズム論に関しては興味があったので、2年の時に色々と読んだのだが、今日やってまたその興味が再燃。少し読み直してみようかな~、と思ったが、今の俺には現代アフリカ論?のレポート・卒論構想&Bibliography・”Foreign Policy”・『女王陛下とブルーリボン』、などなどやることがたくさんあるから無理かな。

感想だけを簡単に書いておこう。今日やったのは、ナショナリズム論には原初主義と近代主義という大きな流れがあって、原初主義にはC・ギアツがいて、近代主義には…みたいな話をした上で、上記のゲルナー、スミス、アンダーソンの議論の概観。ナショナリズム論の授業みたいな感じだ。俺のように将来何らかの研究職に付きたいと考えている人間にとって重要となるのは、今日の話をどうやって他の分野と「繋げる」か、ということ。これは無理やりこじつけるということではない。例えば、ナショナリズム論を分析枠組みにおいて戦後日本を考えるとどのようなことが言えるのか、そしてそこから日本外交にどのようなことが言えるのか、といったようにinterdisciplinaryな問題意識を持つことが重要になる。ん~若干こじつけのような気もする。日本外交にすると分かりにくいかもしれないので、ゼミでやったような地域紛争に話を移そう。例えば、旧ユーゴの紛争はしばしば「民族紛争」と形容される。ここでいう民族とは、まさにナショナリズム論で扱うネイションである。旧ユーゴ紛争を考える上で、ナショナリズム論はどのようなimplicationがあるのか。なーんてことを自然と考えることができれば、自らの研究に幅や奥行きが広がることになる。もしかしたら、こういった問題意識は研究者特有のものなのかもしれない。とはいえ、世の中の様々な問題は実に「有機的な繋がり」を持つものである。この「有機的な繋がり」を解き明かすことは、必ずしも研究者の仕事に収まるものではないだろう。

今期のサークルでは、ジョセフ・ナイ『国際紛争』、ヨーロッパ統合史の概観、コソボ紛争、ナショナリズム論の概観、を行った。このどれもが密接に関わりあうものである。ここからどういった問題意識を導き出すかは、人それぞれだろう。間違いなく俺はこの勉強会から日本外交史について新たな問題意識を持った。来年4月の大学院進学まで専門に拘泥することなく幅広く勉強をしていこう。出来るなら、国際政治や戦後日本からも離れたほうがいいのかもしれないなぁ。

といいつつ、現代アフリカ論?のレポート・卒論構想&Bibliography・”Foreign Policy”・『女王陛下とブルーリボン』、をやらなければいけないわけで。

at 20:26│Comments(0)日々の戯れ言 

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