2005年04月25日

また一週間が始まる。

晩上好wanshanghao!…中国語で「今晩は」ってことです。ただの豆知識。

山拓勝ったね~。まぁ両選挙区とも民主党のスキャンダル絡みだからこの結果も当然なのかもしれない。政権交代への道遠し。

少し前にこのblogでもちょっとだけ触れた村田晃嗣『アメリカ外交』の書評が毎日新聞に出ていた。Linkを貼っておいたので興味がある人は見て欲しい。俺はこの山崎正和の書評の方が本よりも面白く感じたんだが…

今日はサークル。参加者は5人、少数精鋭でした(苦笑)
ちなみにサークルは月曜5限&火曜4限にやってます。参加したい人がいればどうぞご自由に!当面は研究書などではなく、基礎的な本をやり直そうというのが趣旨。なお明日は最上敏樹『人道的介入』をやります。

月曜のテーマ、というか扱う本はお馴染みナイの『国際紛争[原書第5版]』(こう何度も改訂されると金銭的に困る)。今更という感じでもあるが、文学部2年生の参加者が何人かいることもあってこれをやることになったわけです。色々と先週はやることがあって読む暇がなかったので、今日生協で買ってやる範囲を読んだんですが、なかなか面白かった。結構、ちょこちょこと文章が改められていたり、説明が加わっていたりとナイもやることが細かい。

今日扱ったのは、第1章&第2章。それぞれテーマは…

第1章 世界政治における紛争には一貫した論理があるか?
→リアリズムやリベラリズム、といった国際政治理論のエッセンスの紹介
第2章 20世紀における大紛争の起源
→国際政治を分析する道具(?)、ウォルツなんかを紹介しつつ

といった感じでしょうか。

にしても、世界中で教科書に使われているだけあってやっぱりいい本だね。わざわざゼミで扱ったりしたいとは思わないが、サークルのように自主的に勉強するなら3年4年になっても十分楽しめる。話題に上がったものとしては以下の文章、

時折、実務家は、なぜ理論などに拘泥しなければならないのかと思うものである。それに対する答えは、理論が不慣れな地勢に意味を付与する道路地図だからである。(中略)自分たちは理論などにとらわれていないと思っている実務家は、遠い昔の名前すら忘れてしまった三流学者の説に従っているだけのことが多いのである。(ジョセフ・S・ナイ・ジュニア『国際紛争[原書第5版]』11頁。)

こういったことに自覚的になれるか、が実務への橋渡しとなる大学生活をいかに有益に過ごすかの分岐点なのだろう。なんて言いつつも俺は実務に携わることない道へ進むわけですが…。もっとも同時にこの本があくまで教科書であることを忘れてはいけない。教科書は答えが書いてあるものではなく、あくまで初学者への道標にすぎないのだから。

at 22:20│Comments(1)日々の戯れ言 

この記事へのコメント

1. Posted by ちゅう   2005年04月25日 23:20
耳の痛いコメントですねい。心に響きます。。

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