2005年05月03日

GW4日目。

朝からバイト、終わればもう15時。あぁ、お金を稼ぐってつらいことです。
今日は気の置けない友人2人と夕食をした。親&弟が旅行中で食事作るのが面倒なので。友人との会話は、その内容から直接ということ以上に、会話という行為そのものから「何か」を得るような気がするのは俺だけだろうか。

『日露戦争史』読了しました。後期に横手先生の特殊研究を取っているのでとても楽しみです。

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横手慎二『日露戦争史』(中公新書)

朝バイト前の俺の睡眠時間を見事に削ってくれたこの本。もちろん、とても面白く読むことが出来た。でも「日露戦争史」という題名は明らかに間違い。どう考えてもこの本は戦争史ではない。本書が他の類書と比べて際立っているのは、その多角的な視点。日露戦争とは何か? これが本書の原点なのだと思う。本書では徹底して、日本側とロシア側、双方の視点から日露戦争を分析している。両者の認識の「ずれ」や複雑な時代背景が読み進めていくうちに明らかになる。多分、この本は玄人受けする本なのだと思う。日露戦争に関する基礎的な知識を付けた上で読むとより面白いと思う。ま、何はともあれ一読を。

最近読んだ本の書評がいくつか出ていたのでリンク付けておきます。

坂野潤治『明治デモクラシー』
佐藤俊樹『桜が創った「日本」』
最上敏樹『国連とアメリカ』
坂本義和『坂本義和集 全6巻』 これは読んでない巻の方が多いんだけど…お薦めは第1巻。


at 23:31|PermalinkComments(0)本の話 

2005年05月02日

GW3日目。

起床、読書、朝食、掃除、コーヒー、読書、昼食、登校、読書、サークル、サークルの先輩&後輩と食事、小腹が減ったのでラーメン、帰宅、ウイスキー、読書、就寝。

ん~、平凡な一日。明日、朝からバイトにも関わらず横手先生の新著『日露戦争史』が面白すぎて眠れそうにない。

相変わらずサーバーの調子が悪いのでこれくらいで。

at 23:48|PermalinkComments(0)日々の戯れ言 

2005年05月01日

GW2日目。

起床、読書、朝食、読書、昼食、読書、夕食、飲酒、読書、就寝。昼はコーヒー、夜はウイスキーが友達です。明日からは語学を再開しよう。

サーバーの調子が悪いらしく朝~夕方までしかblogにアクセス出来ないようだ。

「フランス」と聞くとかっこいいイメージがあるが、これに「お」をつけて「おフランス」となるとかなり格好悪い。なんでだろう。

2日間にわたる読書生活の甲斐あってピーター・クラーク『イギリス現代史』読破。

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ピーター・クラーク『イギリス現代史 1900-2000』(名古屋大学出版会)

イギリスを代表する歴史家による20世紀イギリスの通史。政治史、外交史といったハイポリティカルな歴史だけではなく、文化史、社会史、経済史などもカバーしている。筆者のメッセージは本書の題名”Hope and Glory”に尽きるだろう。1900年と2000年を比べたとき、確かにイギリスの領土は小さくなったし、世界における存在感を小さいものになったかもしれない、しかし、平均余命は30年以上伸び、イギリスで生活する個人は幸福になった。こんなところだろうか。バランスよく様々な要素が本書にはつまっている。俺のように全身知的性感帯、知的好奇心に満ちあふれている人間にとっては非常に面白い本。だけど、政治や外交といった特定のものを知りたいならばお薦めできない。

at 21:36|PermalinkComments(3)本の話 

2005年04月30日

GW初日。

起床、読書、朝食、読書、昼食、読書、バイト、夕食、読書、就寝。
こんな生活でいいんだろうか。

at 23:21|PermalinkComments(3)日々の戯れ言 

2005年04月29日

一日おいて振り返る。

今日は久々の休日。桜木町でリフレッシュしました。

午前中はスタバで英語を少しやって読書、午後は映画を観てその後食事して帰宅。

そういえば映画を観たのも久々だ。だけど…観たのは”Shall We Dance?” 感想言うほどでも無いですが、やっぱり日本版の方がいい。というよりはちょっとあの映画に顕れてるアメリカ文化があい・きゃんと・あんだーすたんど。いちゃつく中年カップルはあまり観たくない。とまあ、映画自体は酷評したいんだけど、どんな映画でもがちがちのがり勉生活を送っている俺にとってはいいリフレッシュ。いい一日でした。

というわけで知的に刺激され、疲れきった昨日を振り返ろうと思います。

2限:西洋外交史特殊研究。ピーター・クラーク『イギリス現代史』の序章~第3章まで、時代は1922年まで。本を扱う初めての授業ということもあり、その時代を直接テーマにするというよりは、歴史をどうみるか? といったやや方法論的な議論になった。具体的に言うと…この本は外交史や政治史ではなく文化史・経済史といった領域も含んでいる、ということで「贅肉が多い」、それをどのように考えるのか、ということ。いつものごとく口火を切ったのは俺。だけど自分の言いいたいことをうまく伝えることが出来ず。俺が伝えたかったメッセージは「この授業は西洋外交史の授業でありその場で外交や政治について語るのであれば、まずは外交や政治特有の論理を理解することが肝要。それを理解した上で文化や経済といった時代のコンテクストを論じることが必要なのではないか」ということ。これでも分かりにくいな~。

3限:本来ならば現代東南アジア論にもぐるはずだったのが、2限の特殊研究の先生&特殊研究を取っている友人・後輩と食事をすることに。ここで出たのが昨日のblogにも書いた「遊牧民族も農耕民族もダメ」ということ、これは至極当然の指定だろう。先生の話は刺激に満ち溢れている。他にも「人間を評価する時の基準」「なぜ学問をするのか」などなど、面白い話が続出。やっぱおっかけをして正解。

4限:東アジアの国際関係特殊研究。この授業、期待度はそんなに高くなかったのだが昨日はとても面白かった。やっぱこの先生めちゃくちゃ頭いい。昨日は発表者は2人、特に後者の発表「米中接近」をめぐる議論は面白かった。実は俺がこの授業で扱おうとしているのは「ポスト米中接近の東アジアの国際関係」なので、昨日の話は非常に参考になった。発表後の先生のコメントでは「米中接近がアメリカ外交において極めて例外的なこと」「米中接近、及びそれによってもたらされたデタントがネオコンに繋がっている」ということが指摘されていた。2つの指摘そのものは特段目新しいものではない。前者はキッシンジャー『外交』&ジェームズ・マン『米中奔流』、後者はジェームズ・マン『ウルカヌスの群像』などを通して広く知られていることである。が、この両者の見解を自分の頭の中でうまく結びつけて米中接近を国際政治史の中に位置づけるのはなかなか出・驍アとではない。添谷先生は年報政治学97に「米中接近と日本外交」をテーマにした論考を発表しているので興味のある方は是非一読を。ちなみに『ウルカヌスの群像』は昨年末から俺が一押ししているにも関わらず周りに読んだことがある人間が全然現れない。第1期ブッシュ政権の外交担当者(チェイニー、パウエル、ラムズフェルド、アーミテージ、ウォルフォウィッツ、ライス)の半生を描くことを通して、ベトナム戦争後期からイラク戦争までのアメリカ外交を分析している。ジャーナリストの書いたものであり、非常に読みやすくかつ内容も充実している、アメリカ外交を考える上での必読書。冷戦終結が政策担当者にどのように影響を与えたのか、という視点で読んでも面白いだろう。

5限:パリ政治学院教授の講演。英語だったので議論の大筋しか分からなかったのだが、議論が雑だった気がする。途中とにかく眠くなってしまった。英語を1時間以上聞き続けるのはかなりきつい。リスニングもしっかりやらねば。

ま、こんな感じかな~、とりあえず。

ちなみにここ数日取り上げている「民族」の話。周りで徐々に流行りつつあります。じゃんじゃん広めてください。場合によっては、そのうち改訂版作るので(ほんとかよ)。

GW明けには特殊研究の発表が4つ集中しているので、GWはひたすら勉強の予定。旅行をしたい。残念。

at 23:31|PermalinkComments(0)日々の戯れ言